今月も終わろうとしていて、期待を寄せている浴衣関係の動きが悪くて心配しております。
一生懸命店作りをしていても期待を上回ることができなくなっていて、強い気持ちを持っていないと荒波を超えたれない時代になっている感じがします。
数日前にも問屋さん重役さんとお話をさせていただく機会があり、業界の改善策をお尋ねすると、何処にメスを入れたらいいのか分からない状態にあり、業界のけん引車となる人材が育たないことや、専門店さんの高齢化に流通の変化や着物に対する価値観の変化にもついていけなくなっていて、見えなくなっている敵と戦っている感じがすると話されていました。
つまりどうしていいか分からないということです。
認めたくないのですが、この業界にいる人はそのようなジレンマを持ち続けていて、なのに守りに入ってしまって危険を回避しているんですね~
だからワクワク感が失われた業界になってしまったのかも・・・
その中に自分がいると思うと情けなくなりますが、この時期浴衣が注目され始めていて、きもの専門店へ足を向けてみようと思っていただける動機作りが作れないかと思っています。
その動機付けを品質と色柄のセンスやコーディネート力で引き寄せることができないかと考えてましたが、私の考えに甘さがあったのでしょう。
何を大切にしたらいいのか分からなくなっていますが、楽しく仕事がしたいです。
こんな自分に出来ることって何なのかな~

撫松庵麻の葉文浴衣
こちらは撫松庵の麻の葉模様の白地浴衣にシルクの半巾帯でコーディネートさせていただいたものです。
着物の素材はご自宅で洗えるセオ・アルファとい新合繊生地。
白地に藍で染めた古典柄とあって、人を選ばない浴衣かと思っております。
素敵でしょう・・・
流行に左右されない浴衣なので、興味をお持ちでしたら覗いてみて下さい。

お墓参り
明日と明後日、店を離れることができないもので月命日の墓参りに行ってまいりました。
妻の月命日である30日(日)は、娘が企画した「ヘアアレンジ教室」の日で、美容師さんに店まで来ていただいて、和装に合ったヘアーをご指導いただく日です。
この方面のことを私が詳しくなくて説明が足りていないかもしれませんが、美容師さんとお客様をお呼びして開く教室となります。
初めての試みでどうか力を貸してやってください。
その事を妻にお願いしたいと思っております。
なんでもかんでもお願いしてしまって、心配をかけているのかもしれないが、どれだけ年月が過ぎても話しやすい人であることだけは確かなようです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







