体が重たくてしょうがありません。
風邪です。風邪をひいてしまいました。
身体を労わらなくてはならないのですが、今月22日(金)から開く感謝祭、「十五万円以下の着物や帯の会」のご案内ができていなこともあって、昨日に引き続きお客様周り。
お天気が良かったので救われましたが、この時間になるとぐったりするものがあって少ししんどいです。
口説いていないで今日の築けと移ることにいたします。
着物を準備したいと思っても、親しい呉服店を知らないと、着物や帯、そして和装小物に至るまで、どこでどのような手順で準備をしたらいいのか分からないという人が多いのではないかと思います。
インターネットが生活の一部となっていて、ネットから調べたり購入もできる時代とは言え、気に留めた商品がご自身のお顔に映るものか、そればかりかコーディネートに安心を持てるものなのか、そしてなによりも商品が販売価格に合ったものなのか。
着物を知らない人にとっては安心を見極める難しさがあるように思っています。
着物初心者の気持ちが痛いほど分かるだけに、ご相談をいただく機会があれば、できるだけ分かりやすく親切に対応できるように努めております。
数日前にお嬢様とご一緒に来店くださいまして、振袖の合わせる草履とバッグを見せて欲しいとのご相談がありました。
ご一緒にお越しになられたお嬢様が晴れて成人式を迎えられそうで、足のサイズを聞かせていただくと21㎝というのです。
一般的に草履の大きさとなれば、M寸・フリーサイズ・L寸が主流となっていて、そのサイズから外れる大きさは、お取り寄せか誂えになります。
そのことをお話させていただくと、準備して欲しいとのことで、改めてお越しいただくことと致しました。
今回のような特別なご相談となると既製品では対応できないこともあって、バッグと草履の鼻緒がセットになった品と草履台を組み合わせてご用意することになります。
こちらの刺繍バッグには、バッグ柄と同じ刺繍鼻緒がセットになっていまして、ここの草履台があれば草履とバッグが同じ模様でセットになります。
ご相談者には、今のよな提案をさせていただきたいと考えているのですが、足のサイズが21㎝となるとS寸よりも一回り小さくなることから、草履台を誂えるという選択になります。
ここに幾つか草履台を畳のへりに合わせて並べてみました。
左から3つはS寸の草履台で、右から2番目がM寸、右端がL寸となります。
S寸は足のサイズが22㎝~22.5となり、それ以下となれば作るしかありません。
ご準備させていただくのに約三週間近くかかるので、お気に召していただけたなら成人式に間に合わせることはできそうです。
今回のような小さなサイズの草履相談は珍しく、大きなサイズの25㎝とか25.5㎝は意外と多くいらっしゃるみたいで、LL寸で作らせていただくことは少なくありません。
いずれにしても規格外の商品は若干割高になりますが、ご自身のサイズに合ったものを用意されるということはベストな選択かと思います。
まとまらない記事になっているかもしてませんが、草履の事であれば気軽の相談してください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。