感謝祭を前にして体調を崩してしまって、会の準備が段取り良く進んでおりません。
慌てても事が上手く運ぶわけでもなく、開き直って商品の札入れなどで忙しくしていた一日でした。
22日の本番までには会場を整えることができるかと思っていますが、これも私の体調次第。
”今からこれから”の”熱い気持ちを持って準備に当たりたいと思っているところです。
感謝祭の出品品に振袖とその着物に合わせた袋帯が店内に並びました。
「十五万円以下の着物や帯の会」での出品は久しぶりのことで、着物も帯も割引価格が15万円を超えないプライスとなっています。
このような赤い振袖が店内に並ぶと大人びた品揃えにパワーが吹き込まれ、元気が湧いてくるからいいですよね~
振袖の色柄に好みもあるでしょうが、古典柄なので人を選ばないのではないかと思っています。
また習い事をしていらっしゃる小中学生にもお勧めさせていただきたい振袖です。
特にお値段がリーズナブルなのが魅力的かと思っております。
大人びた着物と言えばこちらのコーディネートかと思います。
紺地の結城紬の着物に牛首紬で染めた紅葉柄の名古屋帯で組み合わせたもので、今のこの時期にお召しいただくことができたなら、最高のおしゃれを楽しむことができるでしょうね~
本物志向のおしゃれ着と言えるでしょう。
こちらの商品も「十五万円以下の着物や帯の会」に出品させていただく品で、とってもお買い得ん価格で紹介させていただいております。
会期中はこのような商品で埋め尽くされていまして、着物や帯をお探しであれば一度覗いてみて下さい。
ところで東京の仕入れ先と電話で仕事の話をしていたのですが、担当者いわく、きもの専門店さんが元気を失っていてご注文をいただく先が激減しているそうです。
その担当者は現状をダイレクトに話してくれましたが、この北陸の地域でも同じことが言えまして、地元の仕入れ先で同業者に会うことが全くなくなっていて、商品も人も動きが止まっている感じがしてなりません。
消費性10%にキャッシュレス還元など、時代は大きく変わろうとしているのに、時代の流れを受け入れられなくなっているのが、高齢化が進んでいる呉服店さん姿かと思っています。
何かを替えて新しいことにチャレンジしてみようと思う意気込みが失われているのでしょう。
仮にそうだとしたら、スピード社会に受け入れてもらえない業種になってしまいます。
私には我慢ができません。
「ナニクソ~」と思う気持ちが湧き上がってくるから、もう少し頑張ってみようと背中を突き動かされるのです。
商売のやり方はお店によって違うかと思いますが、商売の方法論を勉強しても、「ナニクソ~」と思える気持が湧いてこないと血の通った商売にはならないと思いますし人の心も動かせないのではないでしょうか?
とにかく自分を信じて諦めないこと。
その言葉を言い聞かせて、先が見えない暗闇の中を駆け抜けたいと思っています。
ではこれにて・・・
今晩は眠れるかな~
お休みなさい。