今日は七夕の日。
あいにく雲が張り出していて天の川を見ることは難しそうですが、店で用意した七夕飾りにはお客様が書いた願いの短冊が下げられていまして、七夕の日でもあり、空から見える店先に出してみました。
ここには私が書いた短冊も下げられていて、「着物愛好家が増えますように」と書きました。
この願いを輝く一番星に届けてもらえたらと思っていますが、連日の九州地方の豪雨とその被害の様子をニュースで見ていると、どうでもいいことのように思えてなりました。
もしも自分が被害に遭った土地で、この店を営んでいたとしたら、完全にノックアウトになっていたでしょう。
新型コロナウイルス感染の広がりから売り上げが激減しているところに、川から氾濫した水が店内にあっという間に入って来て、店の商品が全て泥水に浸かって荒れ放題の店内を見たとしたら・・・
どうしてもそんな目線で見てしまいますが、七夕の日に願いが一つだけ叶えられるとしたら、災害に遭った人たちが元の生活に戻れることを願いたいです。
ニュースから流れる映像を見ていると、そんな心境にさせられます。
どうしてもそんなふうに考えてしまって気持ちが沈んでしまいます。
店内に義援金箱を設けても微々たる金額しか集まりませんが、今回も用意したいと考えているところです。
さて、話題は少し変わりますが、今回の九州地区の水害を見ていまして、防水風呂敷が身近にあったなら、大切な通帳や印鑑、それにお薬や着替えの洋服や下着などを包んで、水に濡らすことなく運び出せたのではないだろうか?
災害が起きるたびにそんな目で視てしまいますが、7月からコンビニなどのレジ袋が有料になることで、この店らしく風呂敷で何か提案できるものはないかと、防水風呂敷の品揃えを増やしたところに今回の豪雨。
皆さんに風呂敷が進化していることを知っていただきたくて、防水風呂敷を紹介させていただきたいと思います。
この画像は120㎝幅の防水風呂敷を結び方でリュックサックに早変わりしたものを娘に背負ってもらったものですが、なかなかいけると思いませんか?
リックになっているから両手が使えますし、土砂降りの雨でも中のものが濡れることはありません。
言葉を変えて表現するならば、水をも包める風呂敷なんですね~
そう、給水袋としても使っていただける風呂敷なんですよ。
大きさは幅120㎝で、風呂敷の色合いや柄も素敵でしょう。
濡れた場所に敷くシートにも使えますし、まさに防災グッズと言える品物です。
新製品でお値段は本体価格6,000円の品になります。
こちらは幅100㎝とひと回り小さくなりますが、ミナペルホネンより出されている蝶柄のデザインの防水風呂敷になります。
100㎝幅になると大人が背負うリュクとしては使いにくいのかもしれませんが、雨の日のバッグカバーとしても使えますし、水に濡れたら困るものを包み持ち運ぶ際の風呂敷として使っていただけるものです。
色違いで紺地も用意していますが、お値段は本体価格4,000円となります。
こちらもデザインがオシャレで、結び方一つで普段使いのエコバッグとしても使っていただけるのではないかな~
洗えますし、たためば小さくなってバッグに収めておくこともできて、とっても便利なものだと考えています。
繰り返しますが防災にも役立つグッスなので、是非一枚お気に入りの柄の防水風呂敷をお持ちになってみてみてはいかがでしょう。
店ではその提案が始まりました。
これまでは、この種類の風呂敷を撥水風呂敷と呼んできましたが、ネット検索では防水風呂敷での検索数が多いことから、あえて「防水風呂敷」と呼ばせていただきました。
どうかあしからず・・・
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。