早朝6時半から町内の草刈りの日。6時ごろに外を見ると路面は雨で濡れていましたが雨は降っていません。
草刈りをする衣服に着替えて外の出てみるとポツリ、ポツリと雨が降り出していて、決められた場所の草刈りを始めると次第に雨の量が増えてきて、開始15分ぐらい過ぎた頃には本降り。
参加者はずぶ濡れになり手を止めることなく草刈りをしていましたが、開始30分のところで終了の合図。
すぐに自宅の戻ってシャワーを浴びると、店の出るまで時間があったので、掃除や洗濯などの主婦業を十分こなしてからの出勤でした。
「朝起きは三文の徳」ということわざがありますが、まさに今朝はそんな朝だったかもしれませんね。
今日は10月の神無月の会のことについて触れてみたいと思います。
今回の会のテーマは「紅花紬展」と題して、山形県で織られている紅花紬を紹介させていただきたいと考えています。
紅花紬は山形県の県花になっている紅花の花を紡いで紅花の染料を作り出して糸を染めてから紬織にしたものを紅花紬と呼んでいるものです。
こちらのコーディネートも紅花の染料を使っているもので、紅花染料はピンクと黄色が基本で、そこに足す植物染料によってさまざまな色が作り出されるそうです。
その意味で、こちらの縞柄の着物は紅花そのもの色が出ている紬と言えるかもしれません。
さまざまな色が重なり合って優しい表情が出ている紬かと思っています。
そこで先ほど合わせていた紅花紬の帯とは違った味を持つ染帯でコーディネートしてみたのでご覧ください。
そのコーディネートがこちらです。
紅花に染めた糸を何度も染めるとピンクから紅色へと変化していくことから、そのイメージを引き出している帯を乗せると、これが格好よく決まるんですね~
とても素敵でしょう・・・
年代幅の広くて正統派のおしゃれの楽しみ方が見えてまいります。
次に帯〆と帯揚げも合わせてみましょう。
着物や帯にない色でまとめたものですが、大人の味が十分出ていると思いませんか?
この装いで秋の紅葉を包まれた古民家のお蕎麦屋さんでお食事をいただいたら、何もかもがマッチングして映画の世界みたいになるのではないかな~
大げさな話をしていますが、心の優しい表情をかもし出したコーディネートもなっているのではないでしょうか?
今回の紅花紬展では、その点を強調した紅花紬の着物や帯を紹介させていただきたいと考えて準備を進めているところです。
なた、紅花染を少しでも多くの方々にご理解をいただく機会にしたいと考えていまして、会の期間中に白のハンカチを紅花の色に染めていただく場を設けることにしました。
それもご自身で絞りを加えたものを染めていただくという企画です。
その体験に材料費も含めて千円の参加費をいただくことになりますが、貴重な体験を是非とも味わっていただけたらと思っています。
期間は10月23日(金)~26日(月)までの4日間です。
ということで今日を閉じさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。