会に向けての準備が思うように進まずイラダツ時間帯もありましたが、どうにか自分に貸したノルマをクリアー。
毎日生産性のないことを繰り返しているみたいで、これでいいのかと思ってしまいます。
あまり難しく考えないで目の前の仕事をこなすように心がけていますが、仕事をしていて、ふと、コロナ禍の中で着物愛好家の方はどのように過ごしていらっしゃるのかが気になることがありましてね~
私の店にも着物愛好家がいらっしゃるもので、数ヶ月間お顔を拝見していないお客様にお電話を入れてみると、いつもと変わらない元気な声。
どうしていらっしゃるかをお尋ねると、コロナで巣ごもり状態が長く続いていて、外出を控えているうちに、外出をすることが気が重くなり始めていて今も巣ごもり状態だとか・・・
別のお客様で今年は一度も着物を着ることがなかったと言っていた着物愛好家がいらっしゃいましたが、コロナは、少しお年を重ねた着物愛好家にとっては着物離れを引き起こす要因になっているみたいです。
私たち着物専門店さんが着物を着る機会や場を作って差し上げないと、コロナ騒動を機に着物離れが加速する傾向にあるのではないでしょうか?
コロナ禍の中で危険を回避することは重要なことですが、業界の未来を考えると安全策を講じつつ立ち上がる時ではないかと考えています。
お電話を入れたお客様に12月に開く着物で集うクリスマスパーティーのお誘いを入れると、参加したいとの声をいただくことができました。
そのお客様とは今年一度もお顔を見ていないことが分かり、お電話を入れてみて良かったと思っています。
さて、今日は線と線で組み合わせたコーディネートを紹介させていただきます。

線と線でおしゃれに着こなす
曲線柄の小紋に格子柄を帯で組み合わせた画像ですが、チョット素敵でしょう・・・
こちらのコーディネートには季節感というものがまったくなくて、印象に残るのは個性的な着こなしです。
適切な言葉が見当たりませんが宇宙観があってとっても素敵だと思いませんか?
花柄が好きでない方にお勧めしたいコーディネートかと思っています。
こんなにも惹きつけられるのは使っている色合いではないでしょうか?
風のように流れる空気を黒字の帯がしっかり受け止めていて、その帯の中に輝く光が格子柄になっていると言えます。
次に帯〆と帯揚げを加えて冬を演出してみましょう。

線と線で組み合わせた冬のコーディネート
少しピンボケになってしまいましたが、帯〆には宇宙観が広がるスワロフスキーの帯〆を使い、帯揚げを雪の結晶柄を銀箔で描いたもので組み合わせてみました。
線と線のコーディネートですが素敵でしょう・・・
23日からの展示会には変わり種の着物や帯が多く揃っているので、着物好きな方には楽しんでいただけるのではないかな~
どうか楽しみにしていて下さい。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







