コロナ感染者数が治まる気配がなく、私たちの生活はこの先どうなっていくのでしょう。
今日もお一人で作家活動をしていらっしゃるお客様から困り果てた声が届いていて、他のお客様からも仕事の量が減って定時前に仕事を切り上げる日が多くなってきていることを聞くことに・・・
国も総力戦でコロナ感染防止対策へのカードを切っていますが、あまり効果が出ていなようで、舵取りの難しさを改めて感じています。
経営の視点から今のコロナ禍を見たときに、人を集めて商いをすることが罪を犯すかのような社会になっていて、病気で倒れるか経営難で倒れるかの選択を突きつけられていと言っても過言でないかもしれません。
正常な機能を果たせなくなっていて、社会が崩壊しようとしてい中でどう踏み出していったらいいのか、大きな岐路に立たされていると言えるでしょう。
そしてマスコミはそのことをあおり立てて国民を不安の渦に巻き込んで行っているとしたら、もう少し元気が出る話題を流して欲しいです。
モチベーションを高める意味でも微力ながら気持ちを豊かにできる情報が出せたらと思っているところです。
私たちの社会どのような状況であったとしても、暦は一日を正確に刻んで行っていて、春の結婚式であったり入卒シーズンが迫っていると言えるかもしれません。
コロナ禍で先が読めないところもありますが、店としては着物お召しになる方の備えをしておかなければならないと考えていて、お召し物を華やかにする刺繍半衿を幾つか紹介させていただきたいと思います。
まずはこちらのゴージャスな刺繍半衿から。
エレガンスでとっても素敵な半衿だと思いませんか?
コロナ禍ではありますが、パーティーの席に訪問着や付下げに合わせてたら綺麗な装いになるのではないかな~
他にも入学式のお母さんの装いとして加えていただけたら華やかで着物美人を演出してくれることでしょう。
入学式に着物を着たいとお考えの方にはこちらの刺繍半衿がお勧めかな~
合わせる着物は訪問着や付下げ、色無地にも合せていただける半衿かと思っています。
特に色無地には衿の部分に刺繍衿が顔を出して、着姿のアクセントになり装いを綺麗にまとめてくれることでしょう。
少しばかり砕けたところで、水玉を円にした刺繍衿を着物に合わせると面白いと思いませんか?
こちの衿でしたら明るい地色の小紋にも合せていただけるもので、訪問着や付下げにも違和感なく可愛い感じを表現していただけるのではないかな~
そしてオシャレが際立つ刺繍衿としてお勧めしたいのがこの音符柄の衿です。
遊び心があり入学式や結婚式の披露宴などの改まった席には不向きかもしれませんが、遊びの場に使われたら注目される衿と言えるでしょう。
心も軽やかになり着物時間を楽しんでいただけるに違いないと思います。
こちらになると、控えめな装いとして襟元から春を演出してくれるのではないかな~
訪問着から小紋まで幅広く使っていただけるもので、ご自身のセンスが光る衿と言えるでしょう。
着物の装いとして刺繍衿を加えなくてはならないものではありませんが、お顔に最も近い部分に半衿が来るだけに、華やかさを求められる方には用途に合わせて使いこなす技をお持ちになると、着物を着ることが楽しく思えるものです。
どうか参考にされてください。
こうした半衿はお値段も張ることもありお手入れが気にかかるところですが、パールトーン加工を済まされておくとファンデーションの汚れなどはパールトーン社が無料で取ってくださいます。
このことも参考にしてください。
おそら今日も耳にしたくないニュースが流れるのでしょうが、禅語から心の力になる言葉を紹介させていただきます。
「鉄樹開花二月春」(せちじゅはなひらく にがつのはる」
その意味は、「鉄樹」とは、生命力を失った古木のこと。
そんな老木でも、厳しい冬を越えた後に花を咲かせることをあらわしています。たとえ今の状況が厳しく、月日だけが流れていくと感じていても、なすべきことをしていれば、きっと花が咲く。途中で投げ出していればこの花は見られなかったはず。
厳しく長い年月は、努力を続けた月日と重なります。じっと生命をつむぎ、盛りを過ぎた頃に咲かせる花は、積み重ねた年月の分だけ、見る人の心に感動を与えるでしょう。
ではこれにて・・・
お休みなさい。