月に何度か布マスクを買いにいらっしゃるご年配の男性のお客様がいます。
そのお客様は夕方の時間帯にお越しになることが多く、店内に入るなり、
「この店は入ってみたくなる店や!いつも店内を綺麗にしていて気持ちがいい。」
お越しになる度に、最高の褒め言葉を私に掛けてくださって嬉しい気持ちにさせられます。
お客様って有り難いですよね~
迷っているときや、結果が出なく落ち込んでいるときは、決まって「これでいいのかな~」と、自信を失っていまして、そんなときにご褒美とも言えるような声を掛けていただけると元気が出ます。
毎日考えことが多くあり孤独な経営をしていますが、お客様の笑顔からパワーをいただいています。

着物の余り生地からバッグを作る
さて今日の投稿ですが、無地風小紋をお客様に作っていただいたときに着物生地が少し余って、その余り生地から手提げバッグを作るというブログ記事を1月に書かせていただきました。
その日から一月余り日が経ち、お客様のオーダーメイドバッグが出来上がり店に届いたんですね~
その仕上がりがとっても素敵なんだな~

着物生地から作ったオーダーメードバッグ
そのバッグがこちらです。
生地の地紋が浮かび上げっていて商品として作られたバッグのようになって見えませんか?
バッグの天になる幅は28㎝で高さは23㎝くらいかな~
バッグの中は3つの層に分かれていて、その中央はフアスナーが付いたポケットで仕切られた作りになっています。
バッグの形がかしこまっていないので、普段使いでお使いいただけるものです。

着物生地から作らせていただいたバッグ
反対側はこのような地紋が浮き出ていて、スマートなバッグに仕上がったことに再満足。
その加工費は税込み価格16,500円となります。
皆さんの中でオーダーメイドバッグを希望されるようであれば気軽に相談ください。
お見積もり含めて、着物生地に合ったオーダーメイドバッグの提案ができるかと思います。
このようにして、物作りに参加し始めるとオンリーワンの魅力にはまり始めてましてね~
つい先日も麻のれんの生地を求めまして、オーダーメードのれんとタペストリーを作ってもらっていて、着物では牛首紬の白生地を用意して新しい商品を竺仙さんに染めてもらっているんですね~
どちらも今月中に出来上がってくると思いますが、風呂敷から作るオーダーメイド足袋も商品化しましたし、新しい商品を作るという面白さに触れています。
この先どのように展開していくかは、私の情熱次第かと思っていますが、他店との差別化を図る意味ではとても重要な取り組み方かと考えています。
このような仕事ができるのも、メーカーさんとお取引をしているからです。
この強みを生かして頂点を目指したいと思っていますが、そんな夢話ができるのも仕入先のお陰です。
感謝しないといけませんね~
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







