少し店の雰囲気を変えられないかと着物のコーナーを模様替えしてみました。
ウインドーや店内のディスプレーしている商品を入れ替えただけのことですが、「今からこれから」という気持ちになれるものです。
今月も残すところ一週間。
もう一度仕切り直し、どれだけの実りを残すことができるのか、自分との勝負だと思っております。
一年以上続くコロナ禍で物販業も働き方改革が必要とされる時代なっているのではないでしょうか?
ある番組でデパートがリモートでお客様のお見立て相談にのるという、新しい取り組みに動き出した実例が紹介されていましたが、物販業も対面販売だけでなく、コロナ禍で合理的な仕組みの中で顧客満足の在り方を探って動き出したと言えます。
平たく言えばデジタル化での営業戦略となるのかと思いますが、当店も実店舗だけでなくネットを生かした店作りが明暗を分ける鍵になるのではないかと考えています。
そんな考えもあってオンラインショップも開設していますが、お買い物額が多いのは、メールや電話から相談が入ってきて、言葉を交わしたりメールを返信したりして、人肌を感じていただける関係性がないと、高額品の販売に至らない感じています。
なのでネットから人肌を伝える事はとても重要なことかと考えています。
この映像は横浜のお客様から届いた映像です。
少し前にブログでエメラルドグリーンの小千谷ちぢみ紹介すると、翌日メールで注文をいただき、お仕立てを加えてから送らせていただいたものです。
合せてくださった帯も昨年店からお買い求めいただいた麻八寸名古屋帯になります。
とても上手に着付けされていて、エメラルドグリーンの小千谷ちぢみが夏のカジュアル着なのに気品高い香りを放っていてとても素敵です。
こちら様との出会いは10年近く前のことになります。
私が初めて銀座での展示会に参加することを決断したときに、会場で出会いをいただいたお客様なんですね~
緊張して接客させていただいたことを懐かしく思っていますが、その時に単衣のお召と紬地の染帯をお求めいただいて感激したことを鮮明に覚えております。
依頼ブログを見ていただいているのか、お気に召す品があるとご注文をいただくことがありまして、県外のお客様の中では長いお付き合いになるかと思っています。
ブログをしていなかったら出会うことがなかったお客様です。
このこと例に取っても、販売の仕組みをデジタル化していくことは時代の流れに乗って店作りかと考えていますす。
そのことを教えてくださったお客様でもあり、心より感謝しております。
ありがとうございました。
話題は替って、娘達の「出張風呂敷包み講座」は参加いただいた方に喜んでいただけたそうです。
この場に他の地区の公民館関係者が見に来ていたみたいで、開催依頼をいただいたことを聞いています。
これまで敷居の高い店と思われていたみたいですが、出張講座はその敷居を取り払ってくれるところがあり、地域の中にある「きものと和雑貨の店」が身近な存在になりつつあるのではないかと考えています。
そしてこんな可愛い写真を持ち帰ってくれました。
参加者の女の子のお子さんで、「つむぎちゃん」と娘は呼んでいましたが、背中に背負っているのは風呂敷から作った子供用のリックサックです。
不安そうな顔をしながらも「どうかしら・・・!」
そんな表情が伝わってまいります。
生後半年と聞いていますが、とれも和ませてくれるところがあって紹介させていただきました。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。