数件の仕入先の方と話しをする機会がありましたが、どこも困難にどう向かい合っていったらいいのか迷子のようになっていて、未来へのビジョンは何処へ言ってしまったのかと感じるところがありました。
そこで私は呉服商の問屋さんの繁盛記をドラマ化にするとしたら、こんな脚本を書くだろう。
あり得ない話しなのかもしれないが、売上や結果にばかり目を向けるのではなくて、社員一人一人が持っている個性を生かした小売店さんとの関係性を描きたい。
例えば大きな催事を取り組んだとしょう。
多くの小売店さんに来ていただいて買い物をしていただくことが目的だが、コロナ禍でこれまでとは事情が違っているとしたら、違った切り口で印象に残るサービスを考えるだろう。
商談中に靴磨きをする社員がいて、お抹茶を点てられる社員やお菓子作りの上手な社員がいたら、つかの間の休憩を取っていただいて、肩もみの上手い社員がいたら疲れをほぐしてさし上げる。
また、似顔絵を描くのが上手い社員がいたら笑った顔を描いてプレゼントしたり、社員が持っている持ち味を社内で発揮する「おもてなし」のシーンからドラマを描き始めるだろう。
そのことで変わり始める社員の人格と変化する社内の空気を商売繁盛と結びつけたドラマを創りたい。
恥ずかしながらそんな話しをさせていただいた次第です。
気心が分かる関係だから話しができたのかもしれないが、皆、もっともっと夢を見るべきだと思います。
ありえない話しを言葉にすることで、替わり始める世界があることを信じないといけないのでしょう。
私の頭の中が可笑しくなっていますが、お金のかからないことなので幾つもの脚本を書いてみたいと思っている私です。
頭の中を現実に戻すことに致します。
昨日、県外の方から加賀友禅柄で茶や辻柄の訪問着の問い合わせがありましてね~
心残りなところがありまして、茶や辻柄の訪問着が紹介できればと思って記事にしてみました。
それがこちらの作品になります。
加賀友禅で茶や辻の柄を描く作家さんは少なく、ふじ色系の地色に松竹梅と茶や辻柄を上手く組み合わせて表現した訪問着かと思います。
年代幅は30代から70才近くまで着ていただける色合と柄ではないでしょうか?
画像を広く撮ったものですが、格調高い表情が失われていなくて、お茶席の初釜などにお召いただけたら素敵でしょうね~
心に留まるようであれば声をかけてください、
先月から加賀友禅訪問着の件で相談をいただくことが増えていまして、なんとかしてご要望に添う訪問着を紹介させていただければと考えていますが、決め手を欠いている状態です。
これが現実なのかもしれませんが、声をかけていただけることに感謝かな~
22日からの神無月の会でも加賀友禅を紹介させていただきますので、多くのお客様にご覧いただければと思っております。
それではこれにて・・・
お休みなさい。