当店のクリスマスパーティーにご参加いただけるお客様が、当日の着物が何がいいかを見て欲しいとの相談があり、幾つかの着物や帯、帯締め帯揚げを持ってお越しになられていたときの会話です。
親しいお客様だけに要件が終わると、家族やお友達の話題で盛り上がったり、そして、健康や老後の話になることが少なくなく、
「いづれ私たちも子ども達の世話になるときが来るのかもしれないが、家族に迷惑をかけなで死ねたらいいのにね~」
「その話を聞いていた娘が、この店でそんな話題がちょくちょくあって、最近、特に多い感じがする。」と、子育てで必死になっていて、本人としては、”どうしてこうなるの”みたいな思いがあったのかもしれません。
子どもが独立し、年を重ねて病気や怪我をしたりすると、残された人生のことを考えてしまうものです。
お客様と話が合うのは、私も年を重ねたということでしょう。
誰のために生きるのか?
残された時間をどう使おうとしているのか?
いつまで元気でいられるのか?
お客様の話に刺激されて考えさせられることが多くなっていますが、深い話ができるのも気心が分かる関係になっているからで、いろんな人生の価値観があることをお客様から教えられています。
また今日の前文が長くなっていまいましたが、来る23日(祝・火)からの感謝祭、「十五万円以内の着物や帯の会」について記事を書かせていただきます。
昨日のブログ記事でも触れましたが、この感謝祭は着物や帯の割引価格が税別で十五万円以内となる趣旨のものですが、品揃えの中に加賀友禅訪問着も加えられたら価値ある感謝祭になる。
そんな思いもあっても、十五万円以内で販売することがとても難しく、加賀友禅訪問着や一部の加賀友禅付下げは、感謝祭の期間だけ税別価格二十万円で発表させていただいています。
こちらの加賀友禅訪問着もその一つで、通常価格45万円近くするものが、税込み価格220,000円で手にすることができます。
柄名は「更紗」と明記されていまして、季節を問わないところが魅力的と言えるのかもしれません。
地色は銀ネズで帯次第でお召になれる年代層が変わる加賀友禅訪問着かと思っております。
裾に赤みを帯びた色で、模様を浮かび上がらせているところにも価値を生み出していて、共生地で八掛(裏地)が付いているので、超お得価格ではないでしょうか?
県外のp人からしてみれば、考えられないお値段ではないかな~
他にも加賀友禅訪問着が22万円(税込み価格」となっているので、是非ともご利用いただければと思っているところです
そして訪問着に合わせた帯がとっても素敵でしょう。
金と銀をバランス良く活かしていて、模様が「松葉紋」となれば、ガチガチのフォーマル用袋帯となります。
光の当たり具合で色合も変わるかのように写って、黒留袖から訪問着、付下げに色無地くらいまで合せていただける袋帯になります、
こうしてお太鼓を作ってみると器量の良さにホレボレしません。
通常販売価格は驚くお値段となっていますが、感謝祭の期間中の¥165,000で販売させていただきます。
上質な品がお安くなっているという典型的な例をここの紹介させていただきましたが、またとない機会なので、一度店を覗いてみてください。
そんなわけで、今回の感謝祭は加賀友禅訪問着を税込み価格¥220,000で出品させていただくことをここにお伝えさせていただきます。
参考にされてください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。