今日は外回り。お天気も良くて気持ち良くしていました。
店に戻れば、気持ちを切替えたブログ投稿のネタを探さなくてはなりません。
その切り替えがスムーズに行かないと慌てたりしますが、今日は映像をパソコンに取り込むことができないというトラブルが発生しまして、どうしたものかと独りで右往左往していました。
そのことを電話で娘に話すと簡単な操作で正常な状態に戻りましたが、このようなことが起きるとリズムが壊れるんですね~
毎日記事を書くことは骨が折れますが、情報発信が店の生命線と繋がっていると思うと投げ出すことはできません。
「もう少し頑張れ!」
もう独りの自分に声を掛ける閉店時でした。

先染めの牛首紬
こちらの着物は私の好きな先染めの牛首紬です。
画像を目にしてお分かりのように、織りに節があるのが牛首紬の特徴で、適度な光沢と生地が肉厚なのに張りのある柔らかさがあって、とても着やすい紬なんですよ~
そればかりか、この牛首紬は墨色の濃淡で縞柄を作っていまして、モダンさに熟女の香りを秘めていると思いませんか?
色眼鏡で見てはいけませんが、関東向きの小粋さを感じる縞柄の牛首紬です。

牛首紬を小千谷紬に刺繍した帯でコーディネート
こちらの着物に小千谷紬の帯地に「インカの鳥」を刺繍で描いた帯を合わせてみました。
これがとても似合っていて、きもの通の着こなしになったと思いませんか?
この店ならではの組み合わせかと思っていますが、大人の着こなしでしょう。
実はこの牛首紬が3月に銀座の地で「日本紬織フェスティバル」という展示会に登場致します。
一般の消費者を対象にした展示会で、私の地元で織られている牛首紬が出品されるとのことで、石川県白山市から参加させていただくことにしました。

お楽しみ企画「牛首紬の織の実演」
詳しく話を伺うと、会場に機織り機を持ち込んで牛首紬の手機の実演をされるそうです。
単に作られた製品を見るだけの展示会ではなくて、白山の地で織られている牛首紬が銀座で再現できるって、またとない機会かと思いませんか?
ネットで繋がりを持った関東圏のお客様には事前に店の情報紙でお知らせを入れさせていただいていますが、他にも多くの方にこの展示会を告知したくて再び記事に取り上げてみることとしました。
「日本紬織物フェスティバル」
◆とき:3月11日(金)~14日(月)
11日は午後1時から 12日~14日は午前10時から 午後は5時半までとなっています。
◆ところ:時事通信ビル/時事通信ホール 東京都中央区銀座5-15-8 ☎03-3546-6606
この会では全国の織物産地から紬が並ぶことを聞いていますが、私としては牛首紬にこだわってみたいと思っています。
興味をお持ちでしたら連絡ください。石川県白山市から案内状を郵送させていただだきます。
ちなみに土(12日)・日(13日)はお客様がお越しいただけることから会場に詰めていたいと思っています。
せっかくに機会なので、一人でも多くの人と銀座でお目にかかりたいです。
なんとか記事を書き終えることができました。
気持ちが少し楽になったところで一日を閉じることとします。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







