仕入先の担当者が長引くコロナ禍でお得意様回り控えていて、担当者とコミュニケーションを取る回数が激減しています。
そこには県外への移動を控えることが感染防止に繋がるからですが、他に経費削減のために出張の回数(お得意様回り)を控えているというのが実情です。
なので、全国の同業者の動きを仕入先の目線で聞くことができにくくなっていまして、燃え上がるような刺激が少なくなっていることに寂しさを覚えています。
業界を取り巻く環境は、「コロナ禍」、「ロシア軍の軍事侵攻」、「円安」、という経済活動に障害となる出来事が重なって、先が読めない変化に不安だけが広がっていると言えるでしょう。
その流れに抵抗するかのように、新しいことに挑戦するように一歩目前に踏み出すことに心掛けています。
例えば4月20日からMakuakeからデビューする「加賀染め足袋」の商品化もその一つで、その2日後に開催する「加賀友禅きもの展」と「きもの遊び」に向けての新しい取り組みも、きもの専門店としての動きを、きものファンにアピールするための活動だと考えています。
その一方で、一人相撲で終ったときのことを考えてしまって、新しい道を開くことへの期待と不安が私の心を支配しています。
午後からちりめん細工の先生が店の来ていまして、その先生が時代の流れについて行けなくなってと、不安な気持ちを打ち明けてくださいましたが、私も同感で、SNSを上手く使いこなすことが出来ません。
共に一人暮らしとあって話が合うわけですが、5年後、10年後の話になったときに、夢のかけらは無くなっていて心配な事ばかり・・・
二人で励まし合う時間がありましたが、安心と幸せを手にしたいと考えるなら、今できることを必死になって考え、行動に移すことかと思います。
それがストレスとなるものであったとしても、人生の通過点として必要な道だと考えて諦めないことが、後悔を残さない生き方かと考えてます。
弱い自分に必要なのは言葉の力。
言葉の力をエネルギーに変えて、もっともっと新しいことに挑戦できる人間でありたいです。
話題は替わります。
この時期から和装に必要とされるものの一つに「ちりよけコート」のような単衣の羽織り物があります。
先月銀座での展示会にお邪魔して感じたことは、きもに姿で来展されるお客様のほとんじがコートや長羽織を身につけていらっしゃって、とても見よいものがありました。
北陸地方のお客様は車で移動するから必要で無いと言われる方もいますが、外出時にコートや羽織があると素敵かと思います。
そこで今日は薄物素材のコートにもなれば長羽織にもなる反物のを紹介させていただきます。
小粋としか言いようがない生成り系の色合の「ちりよけコート」になります。
雲取りの模様を生地の織り方を変えて浮かび上がらせていて、その横に風を切るように飛ぶツバメを刺繍で表現しているこだわりの逸品です。
この明るさに清潔感に都会派的な感覚があってお洒落かと思っています。
こちらは真逆な色合の黒地で、変わり市松模様に銀糸で模様を加えた薄物の羽織り物です。
黒地だけに合わせやすいかとかと思っていますが、この透け感が小粋さを演出していて、格好良く見せてくれるのではないでしょうか?
そしてこちらは撫松庵のプレタレース薄長羽織でオフホワイト系の色となっています。
生地の素材は綿60%にナイロン40%で羽織丈が100㎝、袖丈は51㎝、裄が71㎝の寸法で仕立て上げられた既製品です。
お値段は税込み価格30,800円というお手頃感があって、これからの季節にピッタリのお羽織かと考えています。
参考になれて、初夏の装いに活かしていただけたら素敵じゃないかな~
ということで今日の記事と致します。
さて、ふくしまオリジナル新商品<加賀染め足袋>の販売開始がいよいよせまってきました。
上の加賀染め足袋はMakuakeから4月20日より販売されますので、
興味をお持ちであれば下の画像をクリックして詳細をごらんください。
下記のQRコードから4月20日から公開され、販売開始になります。(現在は公開されていません)
数量限定で早期割引品もご用意いたしましたので、ぜひお早めにお買い求めください。
この商品はMakuake限定での販売になりますが、Makuakeの購入など詳しくわからない方はお気軽にお問い合わせください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。