変化のない生活が続いていて少しうんざりしていますが、ウクライナ情勢のことを考えれば、天国で暮らしていると言っても過言ではありません。
今朝のワイドショーで、難民と言われる人が一億人を越えたとの報道がありましたが、この時代に生きる人間が、どうしてこんなにも格差が付いてしまったのか、そして、住む家や水や食料が手にできない人が沢山いることを思うと、私たち日本人は幸せです。
ロシア軍の軍事侵攻で、平和な生活から命を脅かされ、仕事や家を失ったウクライナ人は、この先どのようにして生きていくのでしょう。
それも何百万人、何千万人もの人が難民となったりしたら誰が助けるのでしょう。
隣国の国民を痛めつけて、どこに平和があるといえるのだろう。
プーチンさんはそれでも戦争を続けるつもりでいるらしく、人としての「愛情」というものを持ち合わせていないのかと思ってしまいます。
さて、世界に広がったコロナ感染で、人と、物と、お金の流れが止まってしまい、海外で物作りをしている会社に取っては、かつてない困難の中での経営ではなかったでしょうか?
ここ数年当店で評判の良かった「和柄Tシャツ」も東南アジアで作られていまして、生産が難しくなったことからこの夏の生産を見送ることとなったそうです。
夏場の店作りに貢献してくれてい商品だっただけに、当ては外れた思いでいます。
一方で、ヒール下駄は日本製で、この商品の人気は今年も健在で、新規のお客様からの注文がここに来て入ってくるようになりました。
ここで問題としたいのは、海外に依存して物作りをしている商品や材料がありまして、これがコロナ禍と円安のダブルで安定した供給ができなくなっていて、仕入れ価格が高くなっていることに危機感を覚えております。
創業以来店の定番商品として使っていた「羽二重の胴裏」が仕入れ度に仕入れ値が上がっていて、担当者の話では、近い将来、作れなくなるかもしれないとのことでした。
長引くコロナ禍で国内の染色関係の仕事は激減していて、海外で物作りをしている先も流通が困難になっていて、しかも円安で買い付けを控えていると聞いています。
不安定な世界経済の中で、ガソリンや電気料も高騰していて、これから先の店作りに影響してくるかと思うと、これまで以上に経営に負荷がかかるかと思われるので、慎重な舵取りが必要とされるのでしょう。
頭を痛めていますが、ウクライナ国民や難民の人に比べれば蚊に刺されたような小さな話かもしれません。
考えさせられますが、こうして日本で仕事ができていることに感謝しないといけませんね。
ところで和柄Tシャツは昨年の継続商品となりますが、店内には評判のいい柄の和柄Tシャツを揃えているので覗いていただければと思っています。
ここにアップしたヒール下駄はどれも今年の新作となっています。
今年もヒール下駄が好評で、当店の人気商品の一つになっていることもお伝えしておきます。
ところで嫁からうなぎの蒲焼きの差し入れがありましてね~
食べたいと思っていたときだっただけに嬉しく思っています。
今晩の夕食はうな重になりそうです。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい、