今日も開店時から来店客が続き、特に午前中は猫のてを借りたいくらい忙しくしていました。
お客様の中に、一眼レフを手にした外国人の若い男性も入店されていまして、片言で風呂敷と言っていたことから紹介させていただきましたが、その後の会話が噛み合いません。
たまたま仕入先の担当者が店に来ていて、その担当者に会話の中に入ってもらってなんとか対抗ができました。
贈り物として包んで欲しいことや、ルーマニア人であることなどを聞き出してくれたりして、私の猫の手になってくれて多いに助かりました。
午後からも午前中ほどではありませんでしたが、忙しくしていて活気のある一日だったように思っております。
石川県の大きな花火大会が終るまではお客様の出入りが多くありますが、それらの夏のイベントが終ると客足がピタッと止まるというのがこれまでのパターンです。
そのような苦い経験を何度も味わっているだけに、次の一手を考えなくてはなりません。
しかし今日のような猛暑日になると思考力も鈍り、なかなかいいアイディアが浮か上がらないのが辛いところである。
8月は目の前のこと。気が重いです。

夏牛首紬に合わせた疋田おもだか柄の夏帯
この画像は夏牛首紬に上布のような生地に染めた帯で合わせた、盛夏から単衣時期にもお召になれる装いにです。
夏牛首紬を無難に着こなす派もいいが、個性的な着こなしも悪く無いと思って、お太鼓に大きな柄のあるワンポイント柄を黒地で合わせてみました。
きもの通が好む色合の帯かと思っていますが、模様は疋田おもだかの柄になります。

疋田染の帯
こうして画像を大きくすると、模様が絞りのようになっているのがお分かりいただけるかと思いますが、染で絞り柄を表現した「疋田」染めというものです。
ワイン色の赤味を入れた渋さがワンランク上の小粋さを表情にしているのではないでしょうか?
上級者の着こなしとなるのかもしれないが、風格と味があって面白い帯だと考えています。
さて、今日は早めに自宅に戻り、録画してある映画でも見て気分転換を図れたらと思っています、
なので今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







