今日も14日(金)から開催する「竺仙と江戸小紋展」の案内でお客様回りをしていましたが、店の戻るとお客様の来店が続き忙しくしていました。
店は14日から展示会に向けて、これまでにセレクトしていた商品が次々と入荷していますが、それらの商品をお客様に紹介させていただく日が迫っているだけに少し焦っています。
そこで今日は和雑貨の分野から新しい商品が届いたので、その商品を紹介させていただきなす。
その前に、店の商品はどちらかといえば、生活必需品と言えるものは極めて少なくて、どちらかと言えば趣向品となる物に偏っています。
無駄な物と言われても仕方ありませんが、その無駄な物が心を豊かにするところがあり、ストレスが渦巻く社会においてなくてはならないものだと考えています。
特に和雑貨や和のインテリアは店内を優しく包み込むところがありまして、お客様の緊張をほぐしているのではないでしょうか。
これから紹介させていただく品もその一つかと思っています。
新しくこの店の家族になった「包み香」

包み香
こちらの商品が新しく品揃えをさせていただいた「包み香」というものです。
紅白の紐で結ばれた紙箱と箱を開けた画像を組にして、5種類の包み香をアップさせていただきましたが、こうして目にしただけで心が和みません。
説明を加えたいと思いますが、その前に薄紙で包まれた箱には品名が記されています。
左上から「いろ蓮香/包み香八包」 右上「黒ねこ香/包み香八包」
左下「七宝椿香」 「迎兎香」 右下「はーと香」の順に並んでいます。
小箱の中には、お香のかおりがするハッの包み香が入っているものです。
七宝椿香を小箱から出してみました。

包み香「七宝椿香」
その画像がこちらになります。(大きさが確認でできればと五百円玉を添えさせていただきました。)
一つの包み香は五百円玉程の大きさですが、ここにおしゃれな遊び心があって優しいお香のかおりがするんですね~
この包み香をどのように使うかは工夫していていただくてはなりませんが、例えば、お手紙やメッセージカードに忍ばせたり、贈り物の中に一つ忍ばせるだけで、送り主の優しい気持ちが相手に伝わって素敵だと思いません。
合理的な使い方ではないかもしれないが、その一手間が人間関係を深めることにもなるのでお勧めしたいです。
そのようなことを考えずに、八個入りの包み香を贈り物とするのも乙な使い方かと思っています。

包み香「七宝椿香」
小箱を開けると、この小さな椿柄が目に入り、優しい香りが伝わり、上蓋の内側には、
京の香老舗に依頼し、天然香料を調香とたものをお包みいたしました。大切な相手様へ、お祝い袋やお手紙に入れて「うちり香」として、また吉の兆しを示す、「のこり福」として財布・バッグにいれてご使用下さい。
この文面を読み取っていただけたら、貴方の優しいお気持ちが伝わるに違いありません。
スマホが欠かせない合理的な社会となっているだけに、このようなお品に人肌を感じるところがあって、心に響くところがあるかと思います。
ひと箱税込み価格1,320円となりますが、受け取られた方は笑みを浮かべることでしょう。
参考にしていただけたら幸いに思います。
さて、明日から展示会の会場作りが始まります。
これからしばらく最も地味な仕事が続くことになりますが、その作業が終れば心が和む品をご覧になっていただけます。
どうか楽しみにしていて下さい。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







