【店主の呟き】
この店は季節の移り変わりと共に店内の品揃えが変わります。
春夏秋冬で店内の彩りが変わり、現在は紅葉からクリスマスやお正月の設えと移り変わっています。
日本の歳時記や四季をとても大事にしていまして、店に並ぶ品は「今が旬」となる商品がところ狭しと並び、来店されたお客様の目を潤しているのではないのでしょうか。
和装の場合でも同じ事が言えまして、現在のきものディスプレーはクリスマスや新年を意識した冬モードとなっております。
この点が他店との店作りの違いかと思っていますが、常に季節を意識しなくてはならず、模様替えを怠らないように心掛けていますが、店の鮮度を保つことは容易いなことではなくて、いつも頭を痛めております。
【古布・木目込みひな展」
そして本日こちらの看板が店頭に立ちました。
「ひな展」の看板です。
店が取り上げている雛人形は、昔の着物生地を人形の衣装に使って仕上げた木目込み人形となります。
昔の着物地を使うということは、同じ衣装がないということでもあり、オンリーワンの木目込みひな展となるものです。
金襴の衣装をまとった人形に比べると古風な感じがしますが、心に優しい古の味わいを放っていて誰もが癒やされる雛人形かと思っています。
お値段は3万から30万円くらいまでの品揃えとなり、2月末日頃まで展示販売していますので、身軽に覗いてみてください。
話題は替わりますが、当店が発表した加賀染め足袋を購入してくださった東京のお客様から、お嬢様の結婚式にお母様が黒留袖に合わせて加賀染め足袋を履かれたみたいで、その着姿の映像が送られてきましてね~
お母様がとても綺麗な方で、映像を見たときにモデル写真かと思ってしまいました。
足元に加賀染足袋の模様が写っていて、とても嬉しく思った次第です。
他にも新郎新婦とご夫婦4人で撮られた写真や、素敵なドレスを着ている新婦のお写真など、素敵な話題を届けてくださって心に灯りがともった感じがしました。
加賀染め足袋が繫いでくれたご縁に感謝しかありません。
ありがとうございます。
このような出会いをいただくことができるから、ネットの方も頑張ろうと思えるのかもしれません。
お顔を見ることもなく、お声も聞くこともなく、ネット上で商品を販売させていただいていますが、その商品が家族の絆を深めるための品であったり、喜びを後押しする物であったとしたなら、お客様のお役に立つことが出来た店となるのでしょう。
ネットの世界は静かに物事が運ばれるという便利な販売ツールではありますが、生きた声や購入者のお写真などが届くと、その喜びは何倍も大きな物になっていて元気をいただけます。
M様、温かな話題を届けてくださって感謝しています。
Lこれからも新しい話題を取り上げられるよう頑張ってまいりますので、遠くから応援ください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい