【店主の呟き】
展示会が終っても忙しさは今も続いていて、お客様がお見分けされた着物の寸法の確認や裏地の手配や、お客様から着物メンテナンス相談を沢山いただいていて、そのお見積もりをさせていただいたり、納期の確認など、承ったお仕事が多岐に渡っていますが、一つ一つ間違いを起こさないように段取りを進めなくてはなりません。
今日はその仕事に追われていまして、店内を元通りに戻すという仕事はまったくできませんですた。
要領が悪いのかもしれないが、お客様の出入りも少なくなくてとっても疲れました。
一日も速く先を読んで店を動かす仕事をしたいのですが、なかなかたどり着けません。
5月の店作りはいつになったら仕上がるのでしょうか。
それにしても肌寒い日が続き、今日も日が沈んでから一段と寒さが身に染みていまして、体調管理が難しくなっています。
暖房を付けて身を守っていますが、穏やかな気候が訪れることを待ち望むこの頃です。
このような日に夏物を紹介する気分にはなれず、今日は普段着の装いに一つくらいあってもいいと考えている、お洒落な半幅帯を紹介させていただきます。
【鳥獣戯画のリバーシブル半幅帯】
それが色違いで並ぶ博多織りのリバーシブル半幅帯で、その模様は「鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)」。
浮かれた様子が見事に表現されていてお洒落だと思いませんか?
その反対側(裏側)は幾何学模様の格子柄で、まったく違った模様を背中合わせにして半幅帯として仕上げた博多織りの帯です。
一本の帯で二度楽しめるというものですが、なんと言っても鳥獣戯画の模様が魅力的でしょう。
小紋や紬、木綿のきものにも合わせることが出来る半幅帯かと思っています。
着物初心者の方にこのような半幅帯をお勧めさせていただきたい。
というのは、帯〆や帯揚げを使わなくて帯結びが出来るもので、二重太鼓となる袋帯の長さと同じくらい長さがあるので、変わり結びができて楽しい着こなし方が出来るからです。
【半幅帯でお洒落を楽しむ】
ここに黒地の小紋を鳥獣戯画の半幅帯でコーディネートした画像を用意してみましたが、大人の着こなしが十分発揮されていて格好いいと思わない。
不思議なお帯の模様ですが、味のある合わせ方かと思っています。
参考になれば幸です。
簡単な記事となりましたが、先ほどから睡魔が襲っていてどうにかここまで書くことができました。
辻褄の合わない文になっているかもしれないが、これで一日の業務を98%まで終らせることができてホッとしています。
ではこれにて・・・
お休みなさい。