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時間の過ぎるのは早いもので、12月も一週間が過ぎてしまいました。
なのに、どうしたことか晴天に恵まれ、足元が良くて12月という気分になれません 。
雨風あられという天気が、北陸の師走なのにね・・・。
以前にもこの着物をアップしたことのある「南天に雪うさぎ」の柄をお正月の着物として再びコーディネートしてみました。
来年が卯年だから兎柄をアップした訳ではありません。
「南天に雪うさぎ」といえばはこの時期の代表的な模様の一つで、それを附下げにしたものです。
昔から南天は、難を取り払うと言われていることもあり、お正月飾りにもよく使われていますよね~
それに雪うさぎが可愛いでしょ・・・
(附下げの模様は全て刺繍です)
そのようなことからの新年会のパーティ着としてお薦めしたいと考えている私です。
コーディネートのポイントは雪をイメージした白と難を取り払う赤です。
つまり紅白ということになります。
雪うさぎの目、南天の実の赤、草履の前つぼの赤、そして帯締めの赤でお正月を表現し、その中に癒しの緑を入れてみました。
雪うさぎの耳、南天の葉、手提げバッグ、帯揚げがその緑です。
附下げの純白に、薄い墨色で縞になっているところもおしゃれではないでしょうか・・・
シンプルなコーディネートになりましたが、控えめでいて、女性の魅力が溢れている今風の大和撫子って感じかな~
この合わせ方、私の店らしいでしょ・・・
どうか参考にしてください。
成人式を前にした娘の振袖のことですが、仕事が休みだったもので、最後の仕上げである草履とバックを娘と共に決め、全てのコーディネートが終了しました。
次はヘアースタイルと帯結びの形で、ここからは私に手を離れます。
母親にはなれませんが、どこまでアドバイスが出来るかです。
どこのお母さんも娘がいれば、このような経験をしているのでしょうね~
その点、過去の経験から言えば男親って気楽なものです。
貴重な経験を通し、少しばかりお母さんの気持ちが解った気が致します。
それでは今日はこの辺で終わらせて頂きます。
寒くなってきているみたいで、くれぐれも風邪には注意を払ってください。
それでは、お休みなさい。