今日は一日店内にいましたが、外に出ると危険な蒸し暑さに驚きました。
よほどの用事がなければ外出を控えたくなる日ではなかったかと思います。
猛暑日が続いた夏とあって秋が待ち遠しくなります。
特に今年は夏の天気の勢いが衰えずにいて、一方で私達の暮らしは、夏に執り行なわれる行事はほとんど終っていることを思うと、自然と人間の営みの間に少しズレが出始めているのかもしれません。
世界中で発生している山火事や豪雨など、地球温暖化が異常気象を引き起こしているとも言われてますが、日本にも大自然が牙を向けるときが来るかもしれません。
災害だけでなく戦争に巻き込まれるときが来るかもしれません。
大きな災害や起きている戦争を他人事のように見ていますが、何が起こるか分からない世界だけに、健康な地球と人類の平和を守るために何が必用なのかを教えて欲しいです。
ゴメンナサイ。
飛躍した話になってしまいましたが、店は夏物と秋物の商品の切替えに忙しくしていまして、今日は秋の風呂敷コーナーを作ることを仕事のノルマとしてしました。
店の強みとなっている風呂敷ですが、夏の期間だけ浴衣やゆかた帯、下駄にカゴバッグが売場に登場することから、風呂敷コーナーのスペースに夏物が並びます。
よって、その間は風呂敷がバッグヤードで眠ることとなりますが、そろそろ売場を秋物へ替えていかなくてはなりません。
これがとても厄介で、商品の大移動から始まる訳ですが、一番に心がけていることは、今日ここに新しい店を出店すると考えて、商品ディスプレーをすることです。
秋物と言っても店の在庫が中心となるので、いかにして商品の鮮度を高くしてお客様に見ていただくことができるのか。
ここが店作りの大きなポイントになります。
【秋の風呂敷コーナーが仕上がる】

秋の風呂敷コーナー
そのようなことをブツブツ問いかけながら、最低の仕事のノルマを達成することができました。
少しだけ雰囲気が変ったように思っていますが、そこへきもののシミ抜き相談にこられたお客様が風呂敷コーナーの風呂敷足袋を見て声を掛けてくださいました。
「こんな足袋が作れるんだ~」
この瞬間を、「新しいお客様が風呂敷コーナーを見て反応してくれている。この声を聞きたくてディスプレーを工夫したんだよな~」
少し営業させていただきましたが、このような事の積み重ねが、クオリティの高い店を作っていくのだと思っています。
模様替えは始まったばかりですが、“新しい店を出店した”と考えて秋の模様替えに知恵を使いたいと思っている私です。
そして今日から「七五三フェア」が始まりましたが、まったく何の反応もありませんでした。
SNSからの呟きと、立て看板とウインドーのディスプレーから、新規のお客様にメッセージを送り続けたつもりでいましたが、時期が早いことや残暑の厳しさもあるのか力不足でした。
【七五三の着る可愛い女の子のきもの】

女の子の七五三のきもの/可愛い小紋柄
こんなに可愛い着物柄が沢山あるのに、何も見ようとしてくれないのなら、店から情報を出すこととしました。
お子さんの七五三の着物も、画像にあるような小紋柄で振りを長くして誂えたら、最高に可愛い女の子になると思います。
いつでも相談を受けさせていただきますので、感心をお持ちでしたら、一度店を覗いて見てください。
この「七五三フェア」は8月27日(日)までとなります。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







