今日も朝から気忙しい一日でした。
午後から奥の部屋で着付教室が開かれることから、奥の部屋を片付けなくてはなりません。
その段取りを済ませてから外廻りをするつもりでしたが、今日は朝からお客様が続いて、てんやわんやしていました。
お客様が続くと言うことは有難いことで、その中のお一人が店のことを好意的に思ってくれていまして、東京展を終えて疲れが出ていないかと、私の体を気遣ってくださいましてね~
「体を休めることも大切よ・・・」みたいなアドバイスもいただいたりして、そればかりか、娘にもいろいろと良くしてくれて、本当に有難く思っています。
店にはそのようなお客様が多くいてくれまして、温かな心遣いに元気をいただいています。
ここまで頑張ってこれたのも、店を応援してくださるお客様がいてくれたからで、皆さんに支えられて今日があると言っても過言でないかもしれません。
何処まで走れるのか分からないが、一途な気持を持って目標に向けって踏み出せたらと思っています。
しかしどんなに強靱な体力と精神力を持っていても、いつの日か絶えるときが必ずやってまいります。
その日がいつなのか分からないのでいろいろ考えてしまうが、自分らしく訪れて今日を一生懸命生きることが大切なのかも・・・
とにかく自分には残され時間が少ないので、頑張らないといけないと思っています。
【岡田その子さんの型絵染の帯で単衣のきものをコーディネート】
今日は小千谷紬を線描きした白っぽい紬を単衣のきものに見立てて、岡田その子氏が染めたポピー柄の型絵染の帯でおしゃれな街着の装いを組み立ててみました。
線描きのきものはすべて手描きで、線の太さが一定でないところに味を感じていますが、きものが白っぽいだけに、装いにメリハリが出ればと紺地のポピー柄で纏めたものです。
とても綺麗でおしゃれなコーディネートになっていると思いません。
【型絵染のポピー柄の型絵染の染帯】
ことらの装いのポイントは、いうまでもなくポピー柄の塩瀬帯かと思っていますが、貴方はどのように思われますが・・・。
シンプルだけでお洒落を楽しんでいただける組み合わせかと思っています。
腹の部分を帯〆と帯揚げを加えて、より一層お洒落な着こなし方を用意してみました。
色合の切れ味がとても綺麗で、きもの美人が着た姿を想像することができます。
格好いい着こなし方かと思っています。
【加賀染め足袋/金魚に水草の模様】
この装いは街着となることから、もう少し遊び心があってもいいと思うところがあり、加賀染め足袋の「金魚に水草」の模様で初夏の装いを意識してみました。
さりげなく着こなせたら とってもお洒落だと思わない・・・。
装いの魅力を引き出しているのは紺地のポピー柄の型絵染の帯になるのでは内でしょうか。
参考になれば幸です。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。