二日間の京都出張からも戻ってまいりましたが、この投稿が残っているものでもう少し頑張らなくてはなりません。
上手く纏まられるか分かりませんがしばらくお付き合いください。
珍しく泊まりがけの出張にしたのは、今年の秋冬に臨む前に「店の宝」となる商品を捜したくて、精力的に仕入先を廻ってみようと思ってのことです。
二日間で着物や帯を取り扱う仕入先をメインに、「和装小物を専門とする会社」、「和のインテリアなどを取り扱う会社」、「古ちりめんを使った木目込み人形を作る会社」、「和雑貨関係の会社」、「香の専門店」など、京都には店の仕入先が数多くありまして、一日が終ると足が“ツル”くらいに「歩いて・歩いて・ひたすた歩いて」見て廻りました。
二日間で20軒以上廻って見たかったのですが17~18軒が限界でした。
画像だけになりますが、スマホの中にあった写真何枚か紹介させていただきます。
【多くの仕入先を廻る】

永治屋清左衛門さんの会社
永治屋清左衛門さんの会社になります。

和のインテリアを取り扱う会社/お目出度い麻のれん
こちらは和のインテリアなどを提案している会社です。

古布の木目込み雛人形が発表になる
来年用の古ちりめんを使って木目込み雛人形も発表になったので見てまいりました。

紬を専門に取り扱う会社
こちらは紬をメインに取り扱う会社になります。

和紙から作る和雑貨の会社
ここは和紙の紙でいろんな小物を作っている会社です。

会社の玄関内に赤い郵便ポストを置いている会社
久し振りにお邪魔してみたら、ショップを改装されたそうで、玄関内に赤い郵便ポストが置いてあってビックリしました。
店舗内にカフェを作りたいとの構想があるようで、頑張っている姿の刺激をいただくことができました。
和装小物やさんの映像がありませんが、ここでもしっかり仕入れてまいりました。
廻る件数が多いと言うことは仕入れ額も増えるということで請求書を見て慌てることとなるのでしょう。
それは自分で自分のお尻に火を付けた行為でもあり、知恵を絞って商品の魅力発信を続けることが欠かさなくなるでしょう。
そして準備した商品が店の宝となるかは、店の取り組み方とお客様の受け止め方で決ると考えていて、この出張は原石を注文しただけのことと言えるでしょう。
いつものことですが仕入先によって発表になる商品の品揃えの時期が異なるので、汗が染み出る夏の気候の中で、冬物やお雛さんの商品を選ぶというのは「感性のコントロール」がとても難しくて頭を悩まします。
こんな感じで訪れた仕入先から次の仕入先まで歩いている間にいろんな事を考えますが、全てがこの店の魅力を高めるためのもので、秋商戦へと向う為の準備が動き始めました。
他にも仕入先の担当といろんな話をしてまいりました。
それは、今日よりも半歩でも前進できる明日であり続けることを願っての前向きな話で、この店らしい切る口から新しい風を吹かせたいと思っています。
大風呂敷を広げましたが、これからの店の動きを注意深く見ていてください。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさ

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







