神無月の会を来月に控えていてその販促物を作り始めていますが、その構成に試行錯誤しています。
というのは手作りの販促物となるので、文字は全て手描きでイメージ写真も自らが撮った写真を生かしての構成となるだけに紙面の使い方が難しくてね~
B4の紙面に伝えたいことを纏めなくてはならないのですが、自分が思い描いていることを表に出して言葉にし、そこに写真を添える作業となりますが、センスが問われるだけにとても時間がかかるんですね~
今日はそのイメージ写真を撮っていましたが、写真の大きさや色合なども考慮しなくてはならず、無駄に時間を使っていた感じがして、一向に構成が進めないことに頭を抱えています。
そんな折に、県外の人から昨日ブログにアップさせていただいた新作の加賀染め足袋の画像をご覧になられたのか、県外の方から注文が入ってきましてね~
「ハロウィンの足袋が欲しいのですが注文できますか?」との電話でした。
神無月の会に向けて新作を4柄作った訳ですが、その中の「ハロウィン」の模様は、生かす日が限定されるので、注文が入りにくいのではないかと思っていただけに観劇するところがありました。
「いつ頃までにお手元にお届けしたらいいですか?」と尋ねると、
「ハロウィンの日までに間に合えばいいのですが、無理でしたらその後でもいいですよ・・・」
遅くても10月24頃までにお届けすることをお約束させていただきましたが、他に、「蓄音機」と「雪割草」も用意して欲しいとのことで、とても光栄に思った次第です
日々店作りをする中で、他店との差別化を図りたいと考えて作った加賀染め足袋ですが、このようにして当店のオリジナル商品を認めていただけたことに対して元気をいただけます。
加賀染め足袋は着物や帯と違って単価の小さな商品ではありますが、この先の店作りをさせていただく中で、大きな意味を持つものです。
ご注文をいただけたことに心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
来月25日より開く神無月の会は、オリジナル商品を発表するとは言えないまでも、店主が秋冬物としてこだわりのある着物や帯をセレクトした品々を発表させていただきます。
その中で店の強みとなっている「染帯」にスポットを当てたいと考えていまして、今日も私がセレクトした商品が届きました。
【兎柄の絞り小紋をコーディネート】
このにアップさせていただいた着物コーディネートもその中の一つで、絞り染めの兎柄小紋に型絵染の染織作家・岡田その子氏が染めたポピー柄の染帯でおしゃれな着こなしを演出させていただきました。
こちらの組み合わせに使った草履も加賀染め足袋も神無月の会の日のために準備させていただいたもので、おしゃれな着こなしをお届け出来るよう、コーディネートにもこだわってみたいと思っています。
【岡田その子氏の型絵染の帯・ポピー柄】
着物の地色は紫と墨色がミックスした深い地色の小紋で、装いを軽くする意味でグレー地の型絵染の帯を持ってきました。
お太鼓に出るポピー柄は大柄ではありますが、模様に色合がアッサリしていて着物の地色に対して若さを引き出しているといえます。
着物との色のメリハリがハッキリしていて、その切れ味から小粋さが生まれているといえるでしょう。
【レトロな蓄音機と音符柄の加賀染め足袋】
その着物と帯の着こなしをより楽しいものにしているのが、白足袋に描かれた加賀染め足袋の「蓄音機と音符」の模様ではないでしょうか。
この足袋がワクワク感を広げていて、お出掛けする日が待ち遠しくなるに違いありません。
秋のコンサートやクリスマスパーティーなどに、こちらの着こなしを生かしていただけたら、間違いなく心が躍ることでしょう。
今回の神無月の会でどこまでワクワク感をお届け出来るか分かりませんが、一生懸命取り組んでみたいと思っています。
そうか楽しみにしていてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。