秋の空気が入り込んだことや、10月が目の前に迫っていることもあるのか日に日に忙しくなりはじめました。
今日は開店時からお客様が続いて忙しくさせていただいていましたが、ここのところ目に見えて増えているのが、お子さんの着物の縫い上げや寸法直しに半衿取付けとなる仕事は毎日のように相談が入ってまいりまして、店の和裁士さんに無理を言って急ぎの仕事を入れていただいてます。
このような仕事は着物を目的はあって承るので、納期が短くて急ぐ場合があるのでとても気を使います。
成人式の前撮りを今月に予定しているお客様から、振袖の袖丈を詰めて欲しいとの相談をいただいて、娘さんとご一緒に振袖を一式持ってお越しになられたので、振袖に長襦袢の状態を確認させていただくと、着物にシミが残っていまして、ほじれ直しなどの箇所も見つかり、長襦袢も衿の回りを直す必用があって、振袖に合わせる衿や帯締め帯揚げも用意されていないために、何を優先して仕事を進めたらいいのか戸惑うところがありました。
こんな感じで持ち込まれた着物に問題を抱えている場合が少なくなく、お直しの見積もりを取ったりしていますが、多くの場合お電話をお掛けしても繋がらないことが多く、何度も電話を入れるという時間の無駄使いに頭を痛めております。
呉服店が少なくなっていることもあり、新規客が多くお越しになりますが、この店がなくなっていたら皆さん何処に持ち込むのでしょう。
考えさせられるところがありますが、その方面だけのビジネスが近い将来生まれているかもしれませんね。
話題は替わりますがが、10月の神無月の会では来年の令和七年の干支となる「巳」を発表させていただきたいと考えてますが、その先駆けとなる干支商品の一部が東京竺仙さんから届いてまして、今日はその商品を紹介してみます。
干支商品が届く】
今年始めて干支商品をアップさせていただいたのは、色違いとなるこちらの商品になります。
五線譜にト音記号が入ってますが、いったい何だと思われますか?
このユニークさの私は一目惚れしましたが、来年の「巳年」をかたかな文字に変換すると「ミドシ」となることから、「ミ・ド・シ」の音符が入った【ふきん】となるものです。
小洒落た干支商品だと思いませんか?
【ミドシ縞ふきん】
そればかりはト音記号に蛇の顔が描かれていて、娘いわく「オヤジギャクのふきんだ!」だと云って笑って見ていました。
江戸のお洒落感があってとても気に色いました。
年始の贈り物としても面白いと思っていて、10月より注文を取りたいと考えています。
【贈り物として使いたい「ミ・ド・シのふきん」】
日本手ぬぐいの生地を45×33.5㎝の大きさに竺仙さんが「黒」と【青」で染めていました、両端を糸がほどけないようにミシンを掛けています。
お値段は一枚税込み¥1,100
まだまだ先の話ですが、数が限定されているかと思われるので、興味をお持ちでしたら早めに連絡ください。
この話はここまでとして、明日は妻の十七回忌の法事を執り行ないこととなってまして店を休ませていただきます。
ご不便をお掛けしますが宜しくお願い致します。
ではこれにて・・・
お休みなさい。