雨が降ると一気に秋らしくなり、朝晩の肌寒さが身に染みるようになり始めました。
今日と明日は白山市鶴来地区の「ほうらい祭り」で、町内別に出し物が出るので昨日の雨が止んで本当の良かったと思っています。
旧鶴来町には多くの人が集まり、お祭り住民が燃える二日間となることでしょう。
秋らしくなりはじめたので、いよいよ秋商戦が始った感じがしますが、今月が神無月の会が控えていて頑張らなくてはなりません。
【ものサロンの秋冬号】
さて今日は9月は発売になったきものサロン秋冬号に当店の帯が掲載になっていることをブログで呟かせていただきましたが、クリスマスをイメージする帯だったために、詳しく説明を加えることがありまぜんでした。
【きものサロンに掲載となった帯】
こちらが掲載となった誌面で、ここに再び登場させていただきました。
秋らしくなってきたことで、掲載になった帯で冬の着こなしをコーディネートしたもので、今日はその帯を紹介したいと思います。
【冬の着こなしをコーディネート】
ここにグリーン地に白で描かれた雪の結晶柄小紋を「冬のある日」と名付けられたきものサロン掲載柄の刺繍帯で合わせて、作家さんに描いていただいた「蓄音機と音符」模様の加賀染め足袋を加えてクリスマスの着こなしを演出してみました。
この着こなしの何処にクリスマスが潜んでいるかと言えば、こちらの刺繍帯にその訳が隠されています。
こちらの帯は「石目に銀通しの帯持」に刺繍で模様を加えて名古屋帯になりますが、雪空に明かり灯る家が描かれていて、手前でソリに乗って何かを運ぼうとしている様子を刺繍で描いた帯です。
【ソリにモミの木を乗せて家路に戻る模様を帯にする】
そのソリにはモミの木を伐って家路に戻ろうとしているお父さんの姿が描かれていて、その様子を「冬のある日」という作品名になったのかと思っています。
それらのことからクリスマスをイメージすることができたのでクリスマスの帯としました。
こうして説明を加えないと何の帯なのか分からないところが、もう一つのこの帯の魅力で、クリスマスの着こなしに抵抗を感じていらっしゃる方には、冬の帯として楽しんでいただけるのではないでしょうか?
【腹の部分を帯〆と帯揚げでコーディネート】
腹の模様が夜空を描いた控え目な模様となっていて、その中に雪の結晶を銀糸で刺繍を加えていて、大人の着こなしを季節感タップリに表現しています。
冬の風情が感じられて素敵だと思いませんか?
【冬の着こなしなるコーディネート】
こちらのコーディネートをクリスマスパーティーの席に着こなしていただけたら素敵だと思いません・・・
クリスマスが終れば冬の着こなしとしてお洒落な感覚を残していて、きもの通の着こなしとなることでしょう。
今回の「染帯展」でこちらの刺繍帯を紹介させていただきたいと思っていますが、期間中は帯芯と帯のお仕立て代が半額となり、その加工費は税込み価格6,600円とさせていただきます。
写真を多く使いすぎて上手く纏めきれませんでしたが、今月25日からの「染帯展」を楽しみにしていてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。