明日は当店が企画したお客様とのランチ会で、総勢10名で兼六園内の三芳庵でお昼をいただいた後に石川県立美術館で明日から開かれる伝統加賀友禅工芸展にお邪魔して、加賀友禅作家の作品観賞と加賀友禅技術保存会のメンバーでもある二代由水十久氏のお話も聞けたらという贅沢な「きもの遊び」の日です。
明日の天気を心配していましたが、いい日になりそうです。
道案内人は娘と店のスタップで、きもの遊びとはいえ相手はお客様だけに気を使うことがあるかと思うが、有意義な一日を過ごして欲しいと思っています。
さて、店は神無月の会を前にしてお客様への案内とSNSで「会の見える化」を図ることに一生懸命になっていて、店の戻ると気持の切替えに手こずる日もあるが、今日も新商品の写真撮りを終えて、今からアップさせていただきます。
今回の神無月の会では足元のおしゃれにもこだわってみたいと考えてまして、新しく加賀染め足袋の新柄を4柄を作ったことを記事にしましたが、他にも足元のおしゃれとして新しいタイプの草履を発表させていただきます。
【ツートンカラーの舟形エナメル草履台】
その一つが草履台の天と横巻きの色が異なるツートンカラーの草履台です。
他にも横巻きの底に違った色のラインが入ったもので、どちらもこの秋の向けて発表になった草履台を神無月の会で紹介させていただきます。
これまで定番品として取り扱ってきたきた草履は安定してお嫁入りが臨める品となっていますが、仕入先の担当担当者が、ワンパターンの提案からの脱皮を図ってもいいのではないかと、ワンランク上の草履台を見せられましてね~
私も数年前から新しい草履が創れないかと考えていましたが、難しい問題があって諦めていた時の提案だったもので、その提案を受け入れてみることとしました。
これまでの小判型とは違う舟形のエナメル草履台で、横巻きのパステルカラーの色は始めて取り上げるかもしれません。
先の草履台とは違ったタイプで、ダークな色合の草履台にも魅力を感じていて、この二種類を今回の神無月の会で紹介させていただきます。
かかとの高さは左が6㎝で右が5㎝となります。
【刺繍鼻緒との組み合わせ】
神無月の会では刺繍鼻緒と組み合わせを楽しんでいただけたらと思って、鼻緒の種類を用意させていただきました。
例え名シャンパンとシャンパングラズの組み合わせなどはいかがでしょう。
歌舞伎十八番との組み合わせもおしゃれかと思っていまして、お客様がお選びいただけるという草履の提案をさせていただきます。
着物を着る機会の多い人は、足元のおしゃれにもこだわってみてください。
店内にはいろんなタイプの草履を取り揃えていますが、このようにクオリティの高い草履を紹介させていただくことは始めてで、ご自身の目で確かめて、その感想をお聞かせいただけたら嬉しく思います。
ということで今日の記事とさせていただきました。
ではこれにて・・・
お休みなさい。