【お客様の喜びの声】
閉店後に食材の買い出しに近くの食品スーパーへ行くと、声を掛けて近づいて来るお客様がいましてね~
その方は振袖の件でお世話になった新規のお客様だったんですね~
そのお客様との出会いは、ご自身がお召になられた高価な振袖がお直しが難しい状態になっていまして、その相談を受けて大がかりな地直しをさせていただいてから、新しい重ね衿や帯〆や帯揚げで装いを整えたお客様で、今年の成人式にその振袖をお召になって、皆から褒められと御礼の言葉をいただくことなりまして、とても嬉しく思った次第です。
その話には続きがありまして、後に髪飾りを金沢のデパートの中に入っているきもの専門店さんで準備されたそうで、帯〆などの小物を何処で用意したのかを尋ねられて、私の店の名前を出すと、「きもの雑誌にも紹介させている先で、安心できるお店で相談されて良かったですね~」みたいな話を私にしてくれまして~
同業者からお客様を通して褒めてもらえることってないので、とても光栄でした。
私の知らないところで誰かが見ていることを感じた次第で、接客されたお店の方に感謝したいです。
ありがとうございました。
話題を替えて今日は春を呼ぶ着物コーディネートをおひな様の帯で紹介してみましょう・・・
【無地調の横段ボカシの小紋でひな祭りの装い】

そのコーディネートがこちらになります。
無地感の赤みがかった色とグレー色の横段ボカシ小紋を黒地のおひな様の帯でコーディネートさせていただいたもので、ひな祭りの装いとなるものです。
着物を知る尽くした着こなしといえるかもしれませんが、2月から3月にかけて着こなしていただけたら格好いいと思いませんか。
【黒地のおひな様の染帯】

その着こなしの素晴らしさを黒地に親王飾りのお雛さんが見事に演出していまして、お茶は踊りなので和文化の世界の中で着こなしていただけたら見る人の心を鷲づかみするのではないでしょうか。
【腹の模様は貝合わせの模様】

腹の模様は古典柄貝桶柄に蛤紋となり金箔もあしらった見事な模様と言えるでしょう。
こちらの染帯を無地感の小紋に合わせているから模様が際立つのかもしれませんね。
なかなか上品なおひな様の染帯に心を豊かにしております。
【1月号の「あ・うん」が出来上がる】

そして遅くなりましたが1月号の「あ・うん」がようやく仕上がりました。
今回で297回目の発行となりますが、今回は娘が構成してくれましてね~
中味の採り上げ方が私とは少し違いますが、何処か新鮮な感じがしてこのパターンも有りかと思っています。
ここには女性陣たちが考えた企画が二つ入っています。
それは「出張!!風呂敷講習会」の募集要項と2月12日(水)に折り紙のワークショップを開催することを決めたこちです。
娘たちの判断で決めたことを評価したしたいと思っています。
詳しいことは日を改めてブログ記事にさせていただきますが、楽しみのしていてください。
そして明日は長女が勤務する小学校にお邪魔して加賀友禅の話をさせていただく日です。
娘が期待する話ができればいいのですが・・・
ということで今日を閉じることと致します。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







