東京展が近づいていることから5月号の情報紙を作らなくてはならず、朝からその構成に取りかかっていました。
A3の用紙にどのような情報を載せたらいいのか。313回目の発行となることから季節に合ったネタ探しに苦労するところがあり心労が絶えません。
しかしここを乗り越えないと東京には向かえないだけに必至になってパソコンと向き合っているときのことです。
着物をお召になった二人連れのお客様の入店があり、お一人の方は鯉のぼりの模様の染帯を締めていらっしゃって、お着物に詳しそうな方のようにお見受けしました。
お知合いの方から面白い店だか覗いてみたらいいと紹介を受けみたいで、金沢方面からお越しになったようです。
店の品揃えを見てお一人の方が随分変った商品があるんですね~
するともう一人の方が、何処の店に行っても染帯が少なくて・・・
その言葉を聞いて、東京展に向けて荷物を作るために積み上げてあって染帯を見ていただくこととしました。
その量に驚かれていましたが、ご覧になっていただくとこれまでに見たことにない模様ばかりだったのか、真剣にご覧になってくださいましてね~
そして付いているお値段が他店に比べてお安いことにも驚かれていました。
岡なしを聞いていると、値引きをされる店で着物をご覧になることが多いみたいで、その事に疑問を持たれていたみたいです。
「郊外にたたずむ鶴来にこんな店があるとは・・・」
「こんなにもお洒落な染帯を拝見したのは初めて・・・」
それぞれに感想を漏らしていましたが、お一人の方がお目の適った帯があったみたいで、ご自身の物にしてくださいました。
商品をお見分けしてくださったことよりも、いろんな店を見て歩いている方が初めて訪ねてくださった私の店を信頼してくださったことの方が嬉しくて、違った意味で責任の重さを感じた次第です。
毎日のように新規で着物好きな方が足を運んでいただけるようになって、口コミの大きさを実感しております。
新規の来店が増えていることに対して私が思うことは、県内の呉服店が少なくなっていること、残されたきもの専門店が近年のきもの愛好家の流れを読み取った品揃えが十分でないことから「きもの難民」が私が想像する以上に増えているのではないかと思われます。
なので全国組織の量販店を覗かれているのではないかと勝手に想像していますが、信頼できる接客とは云いにくいところがあって、自分に合った店探しにアンテナを上げているのではないでしょうか。
なので、どのようなお客様でも紳士に向き合わなくてはなりませんし、正直であることが大切かと思います。
これから初夏へと向います。
コロナ以降、浴衣への需要が落ち込んではいるものの一般消費者の最も近づくことができるのが「浴衣」です。
浴衣を新調したいとお考えの方は、まず先にネットで検索されるのでしょうが、ここにビジネスチャンスが潜んでおります。
お手頃感のある浴衣を探す方と、コーディネートセンスやご自身の体型に合った浴衣を探される方と二分すると考えていまして、私は後者となるお客様との出会いをネット上で見つけ出にはどうしたいいいかを真剣に考えて行きたいと思っています。
【加賀小紋の染師・坂口裕章氏の加賀染古代型夏衣を浴衣として着こなす】

ここに加賀小紋を染める坂口裕章氏にオーダーメイドで染めていただいたオンリーワンの「加賀染古代型夏衣」を床屋として見立てコーディネートさせていただきました。
娘と坂口氏の工房へお邪魔して、型紙を選び地色とさし色を私が指示して染めていただいた中の一つで「笹に雀」の模様になります。
坂口氏は亡きお父さんの幸市氏のときから「加賀染古代型夏衣」というブランドで世に出していて、生産量も極めて少なく、夏の着物として見られる商品として「夏衣」名付けたのではないかと理解しています。
この夏衣を浴衣としてご利用いただけないかと博多織の麻絹という西村織物のブランド名となる半幅帯でコーディネートさせていただきました。
加賀小紋を染め型紙で染めもので、5月頃から10月いっぱいまお召になれる夏衣かと思っています。
いい感じで浴衣の着こなしなっていると思いませんか?
【西村織物の博多半幅帯/麻絹の帯で加賀染綿絽浴衣をコーディネート】

合わせた半幅帯は麻と絹の糸から織り上げられた単衣半幅帯で、上品な浴衣の着こなしになっていると思いませんか?
絹がメインに朝が20%近く入った半幅帯になります。
帯の長さは380㎝近くあるもので、単衣帯となるので軽くて通気性に優れた半幅帯と云えるものです。
今が最も西村織物の半幅博多帯が揃っている時で、選ぶ側としては種類が豊富なので今が旬と云えます。
今度の東京展には坂口氏の夏衣とこだわりの浴衣に博多織半幅帯をお持ちしたいと思っているので、当店がセレクトした浴衣を店来てください。
纏まらない記事になっているかもしれませんが、少し疲れを感じていてここまでとさせてください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
法人名: 有限会社きものふくしま
法人番号: 8220002000118
白山市商工会会員
本日までのブログ総数:7,247記事






