夕方になるとブログ記事を何にしようかと考えることが日課となっていて、記事にしたい写真を撮っていたのですが、気が付けば、暗くなった外は本降りの雨。
この冬は暖冬とのことで、寒さを呼び込む雨ではありませんでしたが、日が短くなって、大地に降り落ちた枯葉が雨に打たれる様に寂しさを覚えるものがあります。
店は変化に乏しい日だったようで、私は22(木)からの「15万円以下の着物や帯の会」の情報を手にして、お客様の先を廻る一日でした。
それでは今日の投稿です。
この店を切り盛りする者として、時代の流れを見据えながら、店の商品が時代に寄り添うプレゼンができないかと日夜考えていましてね~
今は和雑貨部門で「亥」の干支飾りやお正月飾りに力を注いでいますが、12月に入ればお歳暮やクリスマスプレゼントなど、贈り物に気う遣う時が訪れます。
そのような流れの中で店として何かできないか?

和雑貨ギフト
そこで、和雑貨ギフトに使えそうな品を絞り込んで幾つか作ってみましたが、他のも何か提案ができないかと考えていましてね~
その考え方は、お客様に喜ばれるかもしれないという考え方が元となり、試しに取り組んでみようというのが物事の出発点。
それは豊富な品揃えがある風呂敷を贈り物として活用できないかと思い始めていましてね~

ちりめん風呂敷「更紗柄」
例えばこの更紗柄は風合いにシボがあるちりめん風呂敷です。
黒地とベージュ地の2色使いでお値段が税別価格¥2,000
大きさは74㎝幅で菓子箱やワインなどを包んだり、ミニバッグとしてもお使いいただける大きさのものかと思っています。
とてもおしゃれだと思いませんか?
風呂敷の使い方は人それぞれでしょうが、このような風呂敷を贈り物にされたら、いただいた方は喜ばれるのではないかな~

綿風呂敷
これになると綿素材で幅90㎝の品で、更紗柄とは趣がガラッと変わりますが、竺仙さんが能衣装から取った柄を染めたものです。
こちらもおしゃれな色合いで、使い方の用途が広がる風呂敷かと思っています。
店には大きさや素材の違ったおしゃれな風呂敷が数多くあって、これらを贈り物としての活かしたいと考えているところです。
このように、店には和物商品が数多くあります。
その活かし方に工夫が求められている気がしますが、”何かひと工夫”を問題意識に持って、店で何ができるのかを考えてみたいと思っています。
時代の流れに入り込める提案ができるまでには、磨かれた消費者目線が必要かと考えていますが、その繰り返しが、新しい世界を作り出すのかもしれませんね。
どれでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







