本日2019年3月24日(日曜日)は、金沢市にある天徳院にて十三詣りが執り行われる日です。
深夜に雪が降りとても肌寒い日となりましたが、石川和装振興会がこの行事をサポートさせていただいているもので、メンバーである私も天徳院さんに駆けつけることに。
平成最後の十三詣りとなりましたが、この日のお詣りにご参加していただいた13歳は26人。
多い人数とはいえませんが、男性の参加者も5人いまし、これまでになく男性の出席者が多かったことや、両親や祖父母など、付添人が多く来てくれて天徳院の境内は人で埋め尽くされていたのではないでしょうか?
この十三詣りを石川県に根付かせたのが私たちの仲間で構成されている石川県和装振興会です。
2000年に産声を上げてから今年で19年目になる十三詣りは、数え年の13歳になった男女の通過儀礼として、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)を安置しているお寺でお詣りする行事。
虚空蔵菩薩とは、虚空を蔵としているかのように、計り知れない知恵と福徳をもたらす菩薩で、十三番目に生まれた菩薩だったため、13歳の子供を連れて13日にお詣りするようになったそうです。
京都の十三詣りは4月13日に行われているようですが、石川県では中学生になる前の春休中に行っています。
女子は今年も晴れやかな着物でお詣りしていただいたので境内はとっても華やか。
少し前までランドセルを背負っていたとは思えないくらい大人っぽくて可愛いだな~
そこで皆さんの着物姿を紹介させていただけたらと思います。
皆さん可愛いでしょう。
「着物っていいな~」そんな気持ちになりますが、至る所で写真撮影が行われていて、幸せな家族関係を拝見させていただいております。
毎年心温まる家族関係を拝見していて思うことは、幸せ家族の中に着物が存在しているということです。
業界人としてとてもよとても喜ばしいことで、この十三詣りがもっと広がりを見せてくれたらと思います。
年号が変わる来年も十三詣りは行われます。
清楚で記念に残るお詣りかと思っているので是非参加されてみてください。
詳しくは珠姫の寺天徳院(☎076‐231-4484)か、石川県和装振興会(☎076-237-5015)までお尋ねください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。