今日も陽射しが届いて春らしい陽気となりましたが、スランプが一向に改善することがなくて、心の中まで春の陽射しが届いてはいません。
2月は気象状況とオミクロン株の感染拡大で、お客様の生活の動きを止めてしまって、お客様来店数の少ない月となってしまいました。
忘れられた存在になってやしないかと心配で、このような日が続けば続くほど着物から遠ざかるお客様がいらっしゃるのも事実で、コロナ禍の社会が改善されないと厳しい状況に追い込まれていくことになるのでしょう。
何をどうしたらいいのか悩ましいところではありますが、魅力的な商品が店作りの基本となることを忘れてはならないと思っています。
その資源をどんな方法で多くに人に伝えることができるのか。
安心が買える店なのか、販売方法に無理がないのか、どのようなサービスを受けられるのかなど、信頼できる店であることを理解していただくためにどのような店作りが必要とされるのか。
これらのことに「ふくしまワールド」を作り出していかなくてはならないのだが、他方で、きもの離れを抑えられなくなっていて、着物ファンを増やしていくことへの努力も怠ってはならないと考えています。
しかし、同業者が減少していく中で、生活者の意識を着物に目を向けていただくことが難しくなっていまして、SNSの活用は店作りの血液の役割を果たすまでになっていることに気づかされています。
頭では理解できていても、それを形にすることがとても難しい。
コツコツと積み上げていくことで見えてくる世界が変わると信じることしかできませんが、「ふくしまワールド」は私にしかできないことで、自信を持って踏み出すことかと考えています。
もっともっと多くの人と出会いを持ちたい。
難しいきもの相談を受けてみたい。
コーディネートの技をもっともっと身に着けたい。
美しいと思える感性をもっともっと磨きたい。
どれだけ時代が変化しても私の思いは変わることがなく、喜怒哀楽をこのブログから伝えていくことになるのでしょう。
昨日から春の陽気になったこともあって、店内は桜三昧の設えへと変わり始めました。
この日が訪れることをどれだけ待ち焦がれたことでしょう。
徐々に姿を変えようとしていますが、一足早い春を体感されてみてください。
店では、春の装いに向けて和装小物にスポットを当てて、かんざしなどを10%引きとしておりまして、春の風呂敷展も開催中でです。
覗いていただくだけで嬉しく思っているので、気軽に立ち寄ってみてください。
話題は突然変わりますが、渋谷ハチ公前にロシアによるウクライナに対する軍事侵攻に抗議する人たちが大勢集まったとのニュースを知りました。
とても意味を持つことだと思っていて、世界中の人たちがプーチン大統領が選択した戦争を食い止める運動が必要だと思ています。
この戦争で何百人もの死者が出ているようですが、プーチン大統領は人の命をどう思っているのでしょう。
戦争がなければ失うことがなかった命です。
亡くなった人達には家族がいたでしょうし、家族の悲しみを想像するとやるせなくなります。
この責任をプーチン大統領は取ってくれるのでしょうか?
プーチン大統領は理屈を言いたいだけ言って、正しいことをしたというに違いない。
多くの人に命を犠牲にしてまかり通る話ではありません。
この暴走をなんとか止めなくてはなりません。
私たち一人一人が抗議して大きなうねりをプーチン大統領は受け止めなくてはならない。
映画を見ているみたいでまだ信じられませんが、どれだけの命を奪ったら戦争が終わるのでしょう。
どうか中国も人命を一番に考えた判断をしていただたらと思います。
それではこれにて・・・
お休みなさい。