女性陣が帰った後は、閉店の午後7時まで私が一人で店を切り盛りしているのですが、その時間帯にお客様が絶え間なくお越しになっていて、コロナ禍の社会生活が徐々に変わり始めていることを感じられるようになり始めました。
このゴールデンウイークがコロナ禍をどのように変えるかが一つのターニングポイントになりそうで、行動には十分気をつけたいものです。
ところで今日は少し肌寒い日となりました、先週ぐらいから単衣物の着こなしが似合う気候になり始めています。
数日前の展示会中の着こなしといえば、その日の気温で着る着物を替えていまして、最初の二日間は袷の着物を着て、次の日は単衣物を着こなし、最終日は単衣物に夏物の襦袢で対応させていただきました。
必ずしも5月から着物の衣替えというわけではありませんが、単衣物が似合う季節になっていることだけは確かなようです。
そこで今日は竺仙さんの松煙染小紋という木綿のきもので、これからの季節に対応した着こなし方を組み立ててみたのでご覧ください。
松煙染小紋の雲龍柄かと思っていますが、木綿地であることから浴衣としても着ていただける着物になります。
ここでは絹糸と麻糸を博多織りで織り上げた「麻絹」という種類の単衣半幅帯で組み合わせてみました。
お洒落な組み合わせで、着物美人を想像させてくれるものがあります。
浴衣とはいえ軽々しい着物ではないので、こちらの装いに加賀染め足袋を加えて、お友達との夕食会の場に出席するというのもありじゃない。
お勧めは金魚に水草の加賀染め足袋かな~
テーブル席に座ってのお食事会だとしたら足もとが丸見えだけに、かなり加賀染め足袋のポイントは高くなるのではないかな~
では、初夏の装いとして、この画像になる麻の染名古屋帯を合わせてみるのはどうかしら・・・
5月に入って20℃を超える天気だったら、単衣の着物に麻帯を合わせて外出されてもまったく可笑しくありません。
こちらの装いに加賀染め足袋の「風鈴に竹」の柄を持ってきたら、とってもお洒落だと思わない。
涼しさが伝わってきて面白いコーディネートになるのではないかな~
そして9月ともなれば、趣を変えて博多八寸帯の単帯でコーディネートしてみてはいかがでしょう。
残暑が厳しい時期かと思いますが、この松煙染小紋は夏が過ぎても着ていただける単衣きものです。
となれば「桔梗柄]の加賀染め足袋でコーディネートされたら素敵かと思っています。
着るきものが同じでも帯や加賀染め足袋の模様を替えるだけで、季節を呼び込むお洒落感があって、この店がイメージする「きもの遊び」のスタイルかと考えています。
5月の店作りはこのような感じで推し進めて行きたいと思っています。
この提案に興味をお持ちでしたら、いかがでしょう・・・
ご一緒に考えてみませんか?
加賀染め足袋はMakuakeからの販売になりますが、サンプル品として加賀染め足袋が店頭に並んでいるので、店内で単衣の着物コーディネートのアイテムの一つに活かしていただけたらと考えています。
参考にされてください。
ということで今日の記事とさせていただきます。
まとまりのない記事になっているかと思いますが、これにて・・・
}お休みなさい。