今日は出来上がった情報紙の5月号を手にして朝から外回り。
天気も晴れて気持ち良かったのですが、次第に暑さに増してみて店に戻るとグッタリ。
疲れました。
この天気しばらく続きそうなので、夏物への消費意欲が増してくるのではないかと期待を寄せています。
とはいっても、全国のきもの専門店さんやデパート、量販店も含めて、夏物和装品が出揃ったとは言いにくいところがあり、5月の末日ぐらいから夏物商戦の動きが激しくなるのではないかと呼んでいます。
但しコロナ感染の広がりが押させられているという社会でないと、夏のイベントも見送りということが考えられるだろうし、まだまだ安心はできません。
コロナ禍での3度目の夏を迎える訳ですが、経済活動も徐々に始まり、今年の夏はゆかた需要が増えるのではないかと予測しています。
そんなに甘くないと言っている仕入先の社長さんもいますが、魅力的なゆかた市場を提案していくことは我々の使命で、量販店とは違った切り口でオシャレな提ができればと思っています。
ということで今日は反物から仕立てる子どもゆかたを紹介してみます。
こちらは男児のゆかた地で模様がトンボ柄。
白地に紺系のトンボ柄のゆかたですが、少しだけ茶色のトンボも入っていて、お茶目なゆかた柄ではないでしょうか?
なので合わせた帯は紺地に茶色の絞りが入った正絹兵児帯。
とてもお似合いだと思いません・・・
こちらの反物は大人物が作れるだけの長さがあり、大人物のゆかた地のお値段と変わりません。
5.6才用の三つ身の大きさなら二人分がゆかたを作ることができます。
なので双子のお子さんだとロスなく活用することができますが、これを7.8才用の四つ身にされると、生地が余ることになります。
その分、既製品にはないオシャレを楽しいんでいただけるに違いありません。
そしてこちらは女の子のゆかた地で模様はスイカ柄。
美味しそうなスイカがいっぱいで、とっても可愛いと思いません・・・。
このゆかたに水色とピンクの子ども兵児帯でコーディネートさせていただきました。
こちらのスイカ柄の反物も大人分の長さがあり、お値段も大人物と一緒で、子どもゆかたとしてはお高くつきますが、他にない可愛いゆかたを手にすることができるでしょう。
このようにして子どもゆかたのクオリティを高めているのは、ゆかた模様と色合にありますが、それだけでは可愛い着こなしにはなりません。
ここにある正絹の絞り兵児帯があって、初めて可愛いゆかたの着こなしが成立するのです。
これだけ色が揃っているのも正絹兵児帯だからなせる技かと思っています。
その分お値段もしっかりしていますが、生地も絞りもクオリティが高く、ゆかたの魅力を引き出すことができる兵児帯です。
ゆかた地も兵児帯の色もオンリーワン的な生産になっているので、お気に召す品がありましたら早めに確保されておかれることをお勧めします。
参考にされてください。
それでは今日はこれで終らせていただきます。
では、お休みなさい。