今月も半分が過ぎてしまいました。
毎日遊んでいるわけではないが、何かが噛み合っていない感じがして、そのことをとても気にしています。
お客様とのコミュニケーションが足りていないのかもしれないし、SNSのクオリティが不足しているのかもしれなし、商品の品揃えがマニアックになり過ぎているのかもしれません。
よく分かりませんが、どのような状況であったとしても、これまでのスタンスを変えるつもりはなく、もっともっと素敵な商品を石川県白山市から全国の着物ファンに届けられないかと夢見てましてね~
その集大成となる催事が目の前に迫っている「神無月に会」で、今日も20日からの開催に向けて娘達(商品)と会話をしながら、ベストポジションを探りながら会場準備を進めていた一日でした。
そして今日は天気も晴れて足元が良かったこともあるのかお客様の来店の多い一日でした。
毎日がこのような日であってくれたらいいのですが、そうはならないのが昨今の呉服店なのかもしれません。
どうしたら多くに人から頼りにしてもらえる店になるのか、何をしたら着物を着たいと思っていただけるのか。
消えようとしている細い糸をきもの市場からたぐり寄せながら、新しい道を探る日々が続いています。
【雲流の模様で着物と帯をコーディネート】

織楽浅野の雲柄名古屋帯で付下げをコーディネート
この画像は水色の雲流柄の付下げを今週の金曜日から帯展として特集を組み織楽浅野さんの雲流柄の名古屋帯でコーディネートしたものです。
同じ模様で着物と帯を組み合わせるというのは演歌歌手の誂え衣裳で見かけたことがあっても、他社のブランドが重なってのコーディネートは極めて少ないかと思っています。
【水色の付下げ】

水色の雲柄付下げ
特にこの雲の模様というのが、とてもお洒落だと思いません。
模様として季節感もないことから、最近仕入先で雲柄の着物や帯を見かけることがよくありましてね~
注目されている模様に一つかと思っていますが、こちらの水色の付下げは若い娘さんの着ていただけますし、中高年の方でも仰々しくなくて着こなせる着物かと思っています。
【20日(金)からの「帯展」にて発表】

付下げの装いを雲柄でまとめる
本来なら合わせる帯は袋帯になるのでしょうが、織楽浅野さんの名古屋帯には力のある帯が多く、白と銀で織られた雲流柄で合わせたものです。
この帯に年代に合せた色合の帯締めと帯揚げを合わせて、素敵な着こなしを楽しんでいただけたらと思っています。
何といってもポイントは雲柄で合せていることで、これまでと違ったお洒落感を楽しんでいただけるに違いありません。
習い事の発表の場であったり、新年会の席だったり、時には結婚式などのパーティーにも対応できる着こなしで、雲柄で合せたコーディネートにだけに。お勧めさせていただきたいです。
このような感じで当店は着物と帯を組み合わせたディスプレーしているので、そのコーディネートを楽しんでいただけます。
このブログを見ている方で、お時間が取れるようでしたら一度店を覗いてみてください。
特に20日からの神無月の会は見応えがあるかと思っています。
ということで今日を閉じることとします。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







