日が差していた訳でないのに、日中はとても温かくて車の窓を開けて走っていました。
明日の夜から雪が積もるような予報が出ていて、気温差の激しい冬と言えるのかもしれませんね・・・。
12月はボーナス時期でもあり、何処も年末商戦が賑わいを見せるのでしょうが、きもの関係は少し訳が違うのかもしれません。
何を提案しても提案商品に消費者が飛び付くということはがなく、これから雪が降る季節が来るので、その備えが必用かと思えますが、興味を持ってくださる方が少ないのは、いったいどういうこと。
北陸の冬は雪で足元が悪いこともあって、きものでお洒落をして出かけしたいと考える人が激減することと関係しているのかもしれません。
となれば、太平洋側を中心とした雪にあまり影響されない土地の方に向けて商談が出来る環境を整えていくことが必用なのかも・・・。
これらは私の理屈でしかなくて、「泣かせてみようホトトギス!」的な考え方で、興味を持っていただそうな商材とサービスを提供していかなくてはなりません。
簡単ではありませんが、そんな時代になっていることを認識し、対応できることを考えて行くことが店作りの在り方となっていくのでしょう。
店のホームページ、SNSからの情報発信、オンラインショップも含めて、クオリティを高めて行くことが課題となっています。
来年の店作りの課題としたいと思っていますが、出来ることから改善を図って行きたいと考えている私です。
さて今日は賛否が分かれそうなコーディネートをここにアップさせていただきます。
【黒で纏めた着物コーディネート】

黒で纏めた着物コーディネート
それは黒で纏めたきものコーディネートです。
同系色の着物と帯の着こなし方ってセンスが問われますが、黒地となれば超個性的。
生き方やきものへのこだわりが半端なく活かされた取り合わせかと思っていますが、目に付くのは、帯のお太鼓となる「赤の椿柄」と加賀染め足袋の白ベースに描かれた「椿柄」なのかもしれません。
今の季節を上手く反映していて、とてもお洒落かと思っています。
こちらの着こなしをデパートや人通りの多い商店街などで見かけたら格好よく見えるのではないかな~
【椿柄の絞り染帯】

椿柄の絞り染帯
帯に合わせる帯〆と帯揚げの色がポイントとなりそうですが、繭玉の小紋を長羽織として着るのもお洒落かもしれません。
初心者向きの着こなしではありませんが、時にはご自身を黒に染めてみるのも悪く無いかもしれませんね。
着こなしに色のメリハリを効かせた、いつもの私らしさがありませんが、皆さんはどのように受け止めていただけましたか。
ということで今日の記事とさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい、

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







