4日間の復興展が今日で終りました。
会を振り返ってみて、ピントがズレていたのかもしれません。
思っているような結果を残すことが出来なくて、考えの甘さを深く反省しております。
気持を切替えて東京展〈5月11日(土)・12日(日)〉に向けての準備を始めなくてはありません。
その前に、今日のお昼前のことですが、BS日テレで4月から始まったテレビ番組「冨永愛の伝統to未来 ニッポンの伝統文化を未来に紡ぐ」を制作されているスタップの方かと思いますが、加賀友禅作家・志々目哲也氏が制作された着物の画像を番組に送っていただけないかとの依頼がありましてね~
突然の電話に驚きました。
先日、県外のお客様の注文品となる【狐の嫁入りの訪問着とその着物に合わせる染め袋帯】を志々目さんに誂えていただきまして、その報告をするために志々目さんに来てもらって、リモートでお客様とお話をさせていただいたときに、志々目さんからBS日テレの冨永愛の番組に出ることを聞きました。
その番組は4月10日からBS日テレで毎週水曜日の夜10時から番組で、その土地に根付く「伝統文化」を伝える番組だそうです。
加賀友禅作家の志々目さんは5月1日と8日に出ると聞いて番組を見るつもりでいました。
それが何処でどうなったのか、志々目さんが誂えた作品の画像を送っていただけないかとの電話が入り、その電話を受けて、お客様の確認が必用となるので後日連絡をさせていただくことをお伝えしたのですが、日が暮れた夕方になって、テレビ局の違う人から、いつ画像を送っていただけるのかと催促の電話が入りましてね~
お客様からはOKをいただくことができましたが、展示会中とあって水曜日に画像を送らせていただく約束をさせていただきました。
但し、画像を見て番組で使わないこともあるので、使うことが決れば、改めて報告をさせていただきたいとのことでした。
「なにソレ・・・!」と言いたかったですが、冷静になって考えてみれば、放送しにくい画像だったら番組に使いたいと思わないだろし、志々目さんやお客様にも失礼に当りです。
そう考えると、番組に使いたいと思っていただける画像を撮って送らなくてはなりません。
明日は展示会の後始末の日で、水曜日には落ち着いて撮影が出来るスペースを確保しなければなりません。
とても責任が重たいです。
【金彩友禅の染帯できものコーディネート】
このコーディネートは葵と桐柄の小紋を今回採り上げた金彩友禅の帯で組み合わせていただいたものです。
深めの地色の小紋を薄地のアッサリ系の帯で合わせて、品良く纏めさせていただきました。
お茶席の場などにお召いただけたら素敵かと思っています。
【伝統工芸士/三代目荒木泰博氏が染めた金彩友禅の帯】
この金彩友禅は伝統工芸士 三代目荒木泰博氏が金とプラチナ箔で染められたものです。
注目度の高い商品で、会が始まる前にもう少しアピールしておけば良かったと反省しています。
どうであれ「卯月の会」は終ってしまいました。
明日から再び新しい挑戦が始りますが、気持を新たにして頑張らないといけないと思っています。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。