【店主の呟き】
2025年の1月が幕を閉じますが、耳を疑うようなニュースが次から次へと飛び込んで来て、世の中のムードを暗くしていることがとても気になります。
一方で100年以上続く老舗と言われている会社の倒産が過去最高の件数との報道もあったりして、その多くが売り上げ不振というから驚きがありました。
とても豊かな日本社会に思えますが、私たちの見えない世界で人間関係の歪みや社会の流れに呑み込まれて行き場を失った人たりが溢れていて、「幸せって何だろ!」と、考えさせられることが少なくありません。
厳しい社会の中で生き抜くことは簡単ではありませんが、社会から頼りにしていただける大人でありたいし、人に優しい店をどうしたら作れるのかをこの先も考えていけたらと思っています。
この店の1月は、小さな数字を積み上げることにとても苦労するところがありましたが、オンラインショップからの「雨コート特集」自分が思っていた以上に結果を残すことができて、ネット販売の在り方を学べたことは大きな収穫だったと考えています。
良かった点はそれくらいで、1月の来店数を伸ばせなかったことが大きな課題として残りました。
毎年冬場の店作りに悩まされますが、きものの需要期とは言いにくい季節でもあり、明日からしばらく「春の風呂敷展」という形で、風呂敷の活用法がアピールできればと考えております。
というのも2月23日が数字の語呂合わせから「つ・つ・み」の日となっていまして、おしゃれな風呂敷にスポットを当てたいと思っています。
【店頭に出した風呂敷展の看板】
そこでこちらの看板を店頭に出させていただきました。
看板に映る金封は50㎝巾の宇野千代さんの風呂敷から作ったもので、店では再利用できる「風呂敷金封の提案」であったり、わっぱ弁当箱を包んだりもできる「お卯弁当包の提案」もさせていただきたいと思っています。
新年度が始って、新しい生活に風呂敷はいかに役立つかをアピールできるよう頑張ってみます。
店の近くに来ることがあれば、気軽に覗いてみてください。
【妻の月命】
そして今日は妻の月命日でした。
雪が積もったこともあってスコップを持って妻の元へ向いましたが、その墓地が高台にあるために車で上がることに不安がありましたが花を手向けることが出来ました。
こんな寒いところにいるかと思うと愛しくなります。
辺りは銀世界で人気が無いことが確認できたので、声を出して自分の願いを伝えてまいりました。
返事は返ってみませんが、妻に届いたのではないかと思っております。
今年は創業40周年の節目の年となりますが、新しいことにチャレンジすることに「勇気と気力」が求まられるだけに、お母さんに【SOS】信号を出してしまいました。
自分が正直になれる場と時間に感謝したいです。
明日から新しい月が訪れます。
覚悟を決めて目的地に向って踏み出さないといけませんね~
それで、はこれにて・・・
お休みなさい。