今日は小春日和と云える日で、心も晴れて仕事がしやすい一日でした。
東京から戻ってきてからというもの毎日が気忙しくて、気持のゆとりが欠如していたところがありましたが、今日はお客様が少なくて、マイペースで店内の模様替えに体を動かしていました。
少しゆっくりすることができたかと思います。
模様替えに夢中になっているときは、そのことだけに意識を集中しているので余計なことを考えることはありませんが、休憩を取っていたりすると、”こんなことをしていていいのだろうか?」とか、”クリスマス落語会のお誘いをしなくてはいけない!」など、気に掛かる仕事がトランプのカードをめくるかのように脳裏に現われて穏やかだった気持を搔き立てます。
そう~、私はマラソンランナ-
どんな時も仕事という道を休むことなく走っていて、ゴールが何処なのかを考えることなく未来に向ってひたすら走るマラソンランナ-。
奇跡が起きると信じて走るマラソンランナ-。
何も変らないのに、それでも自分を信じて走り続けるマラソンランナー
次の一手を考えなくては・・・
【杏さんが表紙になった美しいキモノの「冬」は発売になる】

私達の業界紙、美しいキモノの「冬」が全国発売になりました。
表紙は俳優の「杏」さんで、和装になると雰囲気が違って見えて大人の魅力を感じさせられています。
今回は”みんなのコーディネート術”が特集されていて、着物と帯の合わせ方や帯締め帯揚げの色の使い方など、「なるほど・・・」と思うところもあれば、「もう少し変化があっていいな~」みたいな自分なりの見方ができて、参考にしていただけるのではないかと思っています。
一方で、冬の季節となる季節感のあるコーディネートが強調されてい感じがして、少し物足りなさを感じております。
書店で買い求めてみて感性を磨いてみてください。
今日の模様替えでウィンドーも替えてみました。
ウィンドー半分を意識したコーディネートにしてみたのでご覧ください。
【クリスマス着物コーディネート】

そのコーディネートがこの画像です。
クリスマスツリーをワンポイントに描いた赤い麻のれんを背景に着物と帯をコーディネートして、向って右が雪の結晶柄の長襦袢で左側が着物と帯のコーディネートに肉付けする和装小物となります。
私のコーディネートシーンは、クリスマスをお友達と音楽と美味しいお酒に喜びを分かち合うつかの間の時間を着物でイメージしてみました。
【黒地の小紋にクリスマスリースの帯】

雪が降る夜にクリスマスリースの白地の染帯でクリスマスを迎えられたら素敵だと思いませんか?
そんなイメージを黒地の小紋でコーディネートしてみました。
【ゴマアザラシの防寒草履】

雪の降る夜は草履の底に滑り止めが付いたゴマアザラシの毛皮から作った防寒草履で足元を温めるようにしてください。
雨や雪にも強いのでお勧めさせていただきます。
【スワロフスキーのワインボトルを刺繍した半衿】

そしてシャンパンで乾杯って感じかな~
お酒が苦手な人でもスワロフスキーの刺繍半衿で雰囲気を盛り上げるオシャレ感っがあってもいいのではないでしょうか?
【音楽と楽器柄を刺繍した利久バッグ】

クリスマスコンサートとなればこのような楽器と音符柄のバッグがお似合いかも・・・。
【五線譜と音符の帯染(ゴールド)/赤い三分紐】

そしてクリスマスカラーとなる三分紐にゴールドの五線譜と♪柄の帯留めでクリスマスの夜を愉しめたら最高かと思ってトータルコーディネートさせていただきました。
この装いでクリスマスを多くの人と交流を持てたら、間違いなく№1の装いとなることでしょう。
こうして着物と帯だけではなくて和装小物を加えてきもの遊びをされてみてください。
着物に対する価値観が変るかもしれませんね。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。






