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次女の成人式が近づき、気分的に忙しくなってきたました。
この地域の成人式は1月9日日曜日、そろそろ準備に入らなくてはなりません。
店内奥の部屋を 着付けがしやすいようにスペースを開け、萌(次女)の振袖を衣桁(いこう)に提げてみました。
とても恥ずかしいのですが、このブログを応援していただいている方を親戚だと思い、娘の着物をアップしてみました。
これが下の娘の振袖です。
見覚えのある振袖でしょ・・・
あの絞りの振袖を娘の晴れ着にしたんですよ・・・
帯はレモン色を基本とした墨流しのような流水模様で明るさとスッキリ感を出してみました。
(角度のよって流水の色が変わるもので、正確な色をお伝えすることができません)
そして、平織りの帯締めに部分絞りの帯揚げ、紫色で大人の香を引き出したつもりです。
左端は重ね衿。
紗綾形(さやがた)の地紋の生地を薄紫に染めたなかに、お目出度い赤い鶴、これが着物に合わせた振袖長襦袢。
刺繍の半衿は職先の担当者がオーダーメードで作ってくれたものです。
黄色と紫の刺繍糸を使ったものを娘に合わせました。
髪飾りは白にピンクのつまみ細工、草履台は白のエナメルで横巻きに赤のラインを入れています。
鼻緒は紫地に七宝と松に梅の刺繍をあしたったものを。
そして刺繍入りの手提げバッグです。
この振袖コーディネートには紫色がポイントになっています。
子供から大人へと変わる女性の魅力を表現したつもりです。
これが私の目で選んだコーディネートだが、いろんな局面で、「お母さんだったらどのようなことを言うだろう・・・」
そのようなことを考えながらの準備でした。
遠い世界に行ってしまったお母さん、満足してもらえたかな~
もしもお母さんがいたなら違う仕上がりになっていたかもしれませんね。
想いと違っていれば「ゴメン」です。
正直、いろんな面でプレッシャーがありました。
いつのまにか二十歳になってしまって、私達、親の気持ちを萌は理解してくれているのでしょうか。
何か見返りをを求めている訳ではありませんが、大人として人に優しい女性であって欲しいと願うばかりです。
彼女の大切な記念日、受け取ってください。
そして輝いてください。
これが私達にできる親の気持ちです。
この先は美容院の方と前結び講師である妻の友達にバトンを渡します。
さて、話は変わって長女がアメリカから戻ってまいりました。
カメラに収めた写真をみせてもらいましたが、雪国とはまったく違うリゾート地に住んでいるユミちやん(妻の妹)が羨ましくてしかたありません。
ユミちゃん、そしてクリス。
娘たちが大変お世話になりました。
二人のお蔭で楽しい旅ができたようです。
心から感謝致します。
ありがとうございました。
それでは今日はこれにて終わることにします。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






