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「美しいキモノ」夏号が5月20日に発売になりましたが、他にも、浴衣関係の新しい雑誌が出ているかもしれない思い、昨夜、書店へ行ってみました。
期待は外れでした。
時期が早いのか、それともメーカーさんやきもの専門店が販促費を使いにくくなっているのか、婦人雑誌のコーナーには夏号の「美しいキモノ」しかありませんでした。
ガッカリしていたところに、今朝、竺仙さんからの小さな荷物が店に・・・
開けてみると一冊の本が・・・。
中に「感謝の心で」の添え書き文が収めてありました。
繊研新聞社から出された 『竺仙ゆかた 江戸の粋』 というタイトル名が付いた本で、竺仙さんの歴史とこだわりを宮下政宏さんが纏められたものでした。
(この本の表紙が店にある「紅梅小紋」の浴衣柄と同じで、本を置いてアップさせていただきました。)
竺仙(ちくせん)さんは、江戸末期、天保13年(1842年)の創業から今も続く老舗ブランドメーカーであることは、広く知られているところですが、こうして一冊の本が世の出されたことで、商品を取り扱っている側としては嬉しく思う次第です。
本には創業者のことから、江戸小紋や長板中形のこだわり、そして今日まで作り続くてきた浴衣柄と、それを支えてきた職人の技が紹介されています。
本物と言われる意味が、この本からお解りいただけるのではないでしょうか・・・。
裏表紙も店のある商品と同じ柄で、偶然とはいえ、本が取り上げた柄と同じだと思うと嬉しくなります。
竺仙さんの社長様 並びに営業担当者様、
送ってくださった本を大切にして、お客様に理解を深めていただくためのものにしたいと思っています。
ありがとうございました。
とことで涼しさを通り越して、寒さを感じる天気で店の方も暇だったな~
そのせいか気持ちもブルーになってしまって、元気が出ない一日でした。
明日は気持ちのいい日になるだろうか・・・
だめだめ、受け身ではいけません。
好い日にする決意で、明日に臨みたいものです。
それでは今日はこれにて・・・お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







