本日店の近くにある二つのショッピングモールの中を覗いてみました。
目的はテナントに入っている呉服店の浴衣の品揃えがどうなっているのかを知りたくて通路からチラリと見てみましたが、いずれも既製品のゆかたしか目にはいりませんでした。
もう一度、確認したくて、通路を逆方向から歩きながら店の奥に視線を向けましたが、目に入らないことを思うと、おそらく品揃えがないのではないでしょうか。
他にも量販店の催事コーナーの一角にゆかたが並んでいましたが、ここは既製品のゆかた帯のセットと大人物だと思えるのですが二部式の着物と帯のセットが吊されていて、この店が取上げているゆかたとはまったく方向性の違うゆかたでした。
着物が分らない人が増加していて、お手軽間と着やすさを追求するあまりに、本来ゆかたという着物が持ち合わせている”お洒落感”や”夏の風情”というものが失われているような気がしてなりませんでした。
見方を替えるなら、店の専門店を名乗る呉服店が、もっともっとゆかたの魅力をアピールしていかなくてはならないのに、多くの家業店が力を失っていて寂しい限りです。
「ゆかたをもっと綺麗に着こなしたい!」というゆかた初心者の方に申し上げたい。
当店はオーダーメイドのお仕立てを軸にゆかたの見立てをさせていただいてますが、ゆかたと帯とのコーディネートや、生地の素材にもこだわっていますので、一度この店を覗いてみてください。
着物に詳しい者が接客させていただきますので、まず先に「安心」を買っていただけるのではないかと思っています。
記憶に留めておいてください。
【若緑地の花柄小紋を百合の刺繍帯で単衣の街着をコーディネート】

こちらの着物コーディネートは単衣の装いなるものです。
裏地が付いて仕立てた着物と真夏の装いとなる薄物で裏地が付かない盛夏物単衣との間にある「単衣の装い」。
季節的には5.6月 9.10月頃の季節にお召いただく着物のことを「単衣物」と呼んでいますが、画像は若緑色の花柄小紋を百合の模様の刺繍帯で合わせたものです。
清潔感があって品のいい取り合わせだとおもいませんか?
【きものは鉄線と牡丹柄の小紋】

着物は鉄線と牡丹柄を描いた小紋となりますが、花模様に原色の色を入れていないことから、爽やかさが引出されてうぃて、単衣物として見立ててみました。
単衣用の百合の花を模様を刺繍した帯

合わせた帯は単衣物として用意され帯地で、百合の模様を全て刺繍で描き出した逸品です。
付下げにも合わせられる力を持っていて、白地であることからこの小紋によく似合っております。
格調があって、惹きつけられる魅力を秘めた装いになることでしょう。
それでは、今日はこれにて終らせていただきます。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
法人名: 有限会社きものふくしま
法人番号: 8220002000118
白山市商工会会員
本日までのブログ総数:7,290記事







