「幸せの扉」・卯月展のタイトルに込めた想いとは

 今日は午後から夜遅くまでお客様がいらしていて、投稿記事を考える時間がありませんでした。

少し慌てていますが、気持ちを落ち着かせて一日の締めくくりです。

 

その前にコーヒーを点ててと・・・。

 

今日は春らしく幸せを感じる陽気となり、出入り口の扉を開けると澄みきった空気が通り抜けて、気持ちのいい一日でした。

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しかし、幸せに慕っている場合ではありません。

今日のノルマは、卯月展の案内状を作り始めることです。

開催日が4月19日からなもので早く仕上げなくはなりません。

 

 

002siawasenotobira-1.JPGだけど、お客様の出入りが続いたこともあり、真っ白なB3の紙にタイトルの文字が入ったままで何も進みませんでした。

 

今日は記事のネタを用意していなかったこともあり、このタイトルと案内状作りについて書かせていただきます。

 

半年の一度、品揃えを増やし新しい情報をお届けする展示会は、お客様や地域の方々に何を伝えたいか。

その内容を考えることに、限りなく時間を要します。

 

これは、私の店の展示会で、他店の取り組みを真似るものではないからです。

それだけに、白紙の紙に私の想いを書き込まなくてはなりません。

 

そして、決めたのが「幸せの扉」。

 

解りにくいタイトルだと思われるかもしれませんが、商品の鮮度を強調することも大切だが、着物が分らない人が多い中で、タイトルに着物の単語を並べても伝わらないのではないか・・・。

 

それよりも、着物で喜びを感じていただける会が作れないかと、その一点に軸足を置いて考えた結果が「幸せの扉」だったのです。

 

着物を介して、喜びを届けるのが私の役割です。

店の扉を開けると、幸せな世界が待っている。

 

それは、着物相談やおしゃれ談議の場でもあり、家族の絆を深めるステーションとして、培った経験を生かし、お客様と関わりを持ちたい。

 

理解をいただける方は、ほんの一握りかもしれないが、これが私の店作りです。

 

これまで何度となく、このような取り組みを続けてまいりました。

しかし、満足できるものではなかっただけに、目指す方向性に迷いました。

 

考えることひと月余り・・・

 

耕して来た畑に、まったく違う種を蒔いても花や実は育たない。

長い年月を賭けて育てた木があるのなら、その木をもっと大きくすることに夢を託してみよう。

 

その原点にたどり着いたのです。

 

これから白紙の個所に具体的な情報を書かなくてはなりません。

あってはなりませんが、雲を掴むような案内状になるかもしれません。

 

綺麗な字ではありませんが、B3の紙にこの店の情報を書き込みたいと考えています。

 

ところで、明日は子供たちと飛騨高山の地に向かいます。

妻の病気が判った直後に家族で訪れた町だけに、妻の後ろ姿を思い出すことでしょう。

 

そんな訳で、お客様にはご迷惑をお掛けしますが、店を休ませていただきます。

 

書き終えるのが遅くなってしまいました。

これで閉じたいと思います。

 

お休みなさい。

  

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