古布の木目込み雛人形が持つ「古の味」とは・・・

 降り続いた雨も上がり、来客の多い一日でした。
天候の影響で客足が変わることを感じますが、最近のお客様の買い物を視ていると、衝動買いが極めて少なくなっています。
マスコミの報道で景気が後退しているとのことですが、接客をしていて、あ客様の財布の紐が固いことを実感します。
これまでにない魅力的な提案が求められているのかもしれませんね。
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木目込み雛人形展は後半戦へと向かい始めましたが、段飾りの人形ともっとも差別化できるのが、映像にあるような立雛(たちびな)です。
古ちりめんを使って着せ付けをしていることから、着物生地を見せたいという意図があるのでしょう・・・
映像は朱雀立雛(すじゃくたちびな)という人形ですが、華美な衣裳でないのに、心に染みる余韻があります。

お顔の表情から、仲のいい夫婦みたいだと口にされたお客様がいらっしゃいましたが、もしかしたら見る人の心を映し出しているのかもしれませんね。
その意味では、季節を楽しむというよりかは、人生を楽しむ人形と言えるのかも・・・
人形展は、15日・月曜日まで開催しております。
足をお運びいただければ嬉しく思います。
今日は閉店後に用事があって、いつもより早い投稿となります。
予報では明日から雪マークが出ていてお客様の来店を気になりますが、ベストを尽くし最後まで雛人形と関わりたいと思っています。
それではこれにて・・・
お休みなさい。