月が替わった7月のスタートは、豪雨で外出を妨げるものがあったのではないでしょうか?
全国ニュースで北陸地方の豪雨が取り上げられていたようでしたが、午後には雨もしだいに収まり、見慣れた梅雨空へと落ちつきを取り戻したようです。
いともなら月初めは京都出張日なんですが、週末と重なったこともあり、今月は3日(月)に向かう予定でいるところです。
なので今日は、新しい月が訪れたことでもあり売り場の模様替えをすることに・・・
その始まりは店の顔ともなるウィンドーから・・・
向って左側を夏着物をコーディネートし、右側は若い家族を浴衣で演出したものです。
そして店内の着物コーナーも気持ちを一新する意味で、ディスプレーを変えてみました。
ジメジメした天気でしたが、模様替えを終えると気分も晴れやかになるもので、気持を新たにして7月の浴衣商戦に臨みたいと思っているところです。
こちらは紺地一色のオーソドックスなゆかた地で、そのゆかたを紗織の博多帯でコーディネートしたものです。
ゆかた帯にはメダカが泳いでいるもので合わせてみました。
夏の風情があって心が和むでしょ・・・
昨今はカラフルなゆかたが増えていますが、その一方でオーソドックスなゆかたが少なくなっているのではないでしょうか?
それだけに若い人たちには新鮮に見えるかもしれませんね・・・
年代層としては中高年向きの竺仙さんのゆかた地で、白っぽいゆかた帯を合わせると収まりがいいのでしょうが、このように、少し可愛いものでコーディネートされると若さが出ることでしょう。
単色の紺地ゆかたにクリーム地をベースに白ボカシが入った箇所にメダカが潜んでいて、忘れかけている夏の風物詩を伝える着こなし方かと思っております。
そしてメダカの色と鼻緒の色を合わせた桐下駄でコーディネートを整えたものです。
華やかなゆかたではありませんが、ご自身の体格に合わせてお仕立てをされたら、日本の夏を優しく迎えられるゆかたとしていつまでも着ていただけることでしょう。
参考にされてみてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






