毎日「雪」に支配されていて、「今日は雪の降り方はどうなるんだろう?」と、心配して起きる朝が続いています。
雪かきは朝の日課になっていますが、雪がストレスになっていて心身ともに疲れました。
こんなに長く雪が降り続く冬は初めてかもしれません。
地域の道路事情は随分改善されて凸凹もなくなっているものの、時折吹雪く外を見ていると、怖い経験が鮮明によぎり、外出を控えられる方が少なくないのではないのでしょうか?
お客様を迎える環境が整っていてもお客様がお越しになられません。
悲しくなります。
一人暮らしをしていることもあり、無性に人恋しくて、お客様とたわいない世間話が平和な時間であったことを失ってみて感じるものがあります。
今もしんしんと雪が降っていますが、雪で失った時間は計り知れないものがあり、私たちの生活に影を落としているようです。
「笑顔が見たいな~」
春はまだかな~
暖かくなったら家族みんなで焼き肉でも食べに行きたいな~
温かな陽だまりの中で孫を連れだして動物園行ってみるのもいいかもしれない。
他にもたくさんしたいことがあるのに、家族の笑いが集まればそれで十分だ。
春になったら・・・
お客様から花見の話題が飛び交うに違いない。
お友達に食事会に誘われてのだが、何を着ていたらいい?
テーブルを囲んで着物談議に花が咲いて、私はおしゃれのイロハを語っていたりしてね~
普通の日常が今は憧れのようになっていて、青空が顔を出す日を待ち続けるなんて・・・
時折壁面を切り刻むような風が聞こえ、ドアを開けて外を眺めると無情に思える雪が降っていて、陽が落ちた雪明りに孤独感がこみあげてまいります。
笑顔が見たいな~
少し観照的になってしまいましたが、もう少しの辛抱でしょう。
さて、今日は風呂敷コーナーを広げたくて、黙々と模様替えをする一日でした。
コーナーを広げたことで行き場を失った和雑貨をどうしたものかと思案しながらも、風呂敷きを見せることを心がけてディスプレーしてみました。

風呂敷コーナー
ここでは実用的な使い方を提案したくて、風呂敷きからバッグを作ったものをいくつか飾ってみました。
にぎやかな壁面になりましたが、これたすべてが風呂敷で、目で楽しんでいただかることでしょう。

風呂敷
そして所狭しと詰め込まれた風呂敷が大きさ別に並んでおりますが、他にも風呂敷のコーナーを設けていて、店内の一角は風呂敷き三昧となっております。
風呂敷に興味をお持ちの方は、いろんな種類が見れて楽しんでいただかることでしょう。
お値段は500円から3000円位の品が品揃えの中心となっているので、雪が治まったら足を運んでみてください。
今晩はスーパーで買い物をしなければなりませんが、外が吹雪いていて気持が乗りません。
おそらく買い物って食品に関わらず、天候が悪ければ出歩きたいのが心情かと思います。
この現実に割り切ることしかできませんが、お客様が戻ってくるのはいつのこととなることでしょう。
明日の着付け教室は中止になり我慢の日が続きましが、下準備を十分にしておくことがベストな選択なのかもしれませんね。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







