店が繁盛するための「種」には危険がはらんでいる!

車窓から見た琵琶湖 店主のひとりごと

月初めは京都出張の日。仕入先では秋冬物の発表が始まり、いつもながら時が進む速さを感じさせられます。

 

仕入れは、お客様にお買い物をしていただくための商品を用意するものです。

それは店作りに必要な品でなければならないし、お客様が手にしたいと思うものでなければなりません。

そこには鮮度が求められ、他店との差別化を図れるものであることが求めれます。

 

言ってみれば商品仕入れは、店が繁盛するための「種」みたいなもので、経験と店の客層を考えて選別しなければなりません。

選別を間違えれば利益を生むことはありませんし、それは経営に大きなダメージを残すことになります。

 

それだけに責任が重く、経験に裏付けられた勘とセンスがないとできない仕事です。

 

いつもそんなことを思いながら仕入れ先の商品を見て歩いている訳ですが、需要が伸び悩む時代が続いているだけに、仕入れが難しくなっていて、仕入金額の大きい小さいにかかわらず、仕入の行為にはギャンブルという側面があるように思えてなりません。

 

お客様に喜んでいただける品を用意したい。他店にない商品で勝負したい。

そんな想いを持って踏み出すことは、違った意味で危険がはらんでいて神経を使います。

 

 

 

 

車窓から見た琵琶湖

車窓から見た琵琶湖

 

帰りの電車の中で、選別した品が店作りに添う商品であったのか、売れない商品を選抜してしまったのではないか?

いろんなことを考えている間に深い眠りに入っていて私でした。

 

前を向いて踏み出すことって、本当に難しいです。

しかし、危険を避けていては何も変えられないし、闘争心を失ってしまえば仕事に誇りを持つもともできなくなってしまいます。

 

晴れ渡る日が来ることを信じて、身の丈に合った勝負っが知恵を生み出すのかもしれませんね。

 

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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