着物専門店の減少に比例して着物難民が増えている・その事に目を向けてネット環境を整えたい!

店のウインドー 店主のひとりごと

午前中はインターネットのSEO対策のご指導を受け、午後はお客様や仕入れ先の来店が続いて、とても刺激的で気ぜわしい一日だったかもしれません。

 

特に午前中のネット関連のご指導は、石川県の商工労働部の人もお越しになり、家業店の現状を尋ねられることもあったりして、これまでにない勉強会でした。

 

そんな方々のご指導を受けながら、進化し続けるネット事情対策に向けてのアドバイスをいただくことができましたが、私の場合は、ブログの記事の書き方がターニングポイントになっているようです。

 

それはグーグルの検索ロボットを意識したもので、私が綴る日記の中で押さえておくべき幾つかのポイントを教えていただきました。

 

要は専門性の高い記事を書くことを勧められましたが、毎日投稿する者にとっては荷が重すぎます。

だって、自分は秀才でないからです。

 

 

ここがとっても辛いところですが、戦術がなければ勝ち残れないことが理解できるだけに、努力をしてみたいと思っています。

 

 

現状を替えることって、的を得た努力しかありませんが、私の力量がどこまで通用するかが試されるなんて厳しい世界だと思いませんか?

 

一方、京都の仕入れ先が2件店に来ていまして、あいにくお客様がお越しになられていたこともあり、その間、奥で待機してくれていました。

 

そこで二人は北陸の呉服店さんが次から次へと廃業されていく現状を話していたようです。

 

何が問題だったのかをうかがうことはできませんでしたが、後継者問題や着物離れが背景にあることは想像ができます。

 

この点をどう捉えるかですが、地域の呉服店が無くなることに比例して着物難民が増えているということかと思えてなりません。

 

どこで着物のメンテナンスをお願いしたらいいのだろうとか、着物の見立てを相談できる店が無くなったて、途方に暮れる人もいらっしゃるに違いありません。

 

となれば、ネットで安心できる店を探す行為が生まれるのではないでしょうか?

 

私はここにビジネスチャンスがあると考えている者の一人で、ネットを有効に生かしきれたとしたら、新しい着物愛好家と接点が持てる世の中とも言えるでしょう。

 

その意味でもネットを活用した店作りが求められます。

 

 

ネットは物の売り買いには便利なツールと言えますが、ネットに情報が溢れている中で買い手側が最も重要視するのは、安心が買える店であることです。

 

着物となれば買い物単価が高いだけに選ぶ側も慎重になります。

 

私はその部分をブログ記事で埋めたいと考えているのですが、それも少し様子が変わってきたことを聞かされると、どうしたらいいか迷ってしまいます。

 

そして私は思います。

専門家の意見を頭に置いて、遠回りであったとしても世界の中の一人でいいから、お客様との接点が持てるネット環境を整えることで物事が始まると考えたいです。

 

それが自分に合っているのでしょう。

もしかしたら何も変えられないのかもしれませんが、投稿する記事に責任を持って自分を信じてみたいと思っています。

 

 

 

 

店のウインドー

秋のウインドー

今日は気ぜわしくて、まともな映像を撮り込むことができなかったもので、模様替えを済ませたウインドーの写真をアップしました。

 

毎日暑い日が続いていて、着物の秋の装いまで考えが及ばないかもしれませんが、受け入て体制は整っているので、何か秋の装いのことで迷うようなことがあれば気軽に相談下さい。

 

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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