浴衣商戦、もしもこの日本が「100人の村」だったら・・・

 

昨夜のマージャンが終わったのが深夜の1時、楽しい時間でしたが自宅に戻り寝ようと思っても頭がさえてしまい、床に就いたのが3時。

 

いつもと変わらない朝を迎えたまでは良かったのですが、午後から睡魔が襲い一時間近く昼寝をしてしまいました。

 

自分が経営者だからズルをしても誰も言いませんが、自己管理ができる遊びでないといけませんね。

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今年の新作ゆかたを売り場に陳列してから、一か月が過ぎました。

 

浴衣商戦の序盤戦を振り返り、これから先の店作りを考えてみたいと思います。

 

浴衣の動きを昨年と比較すると、スローペースではないかと感じながらも、毎年この時期は「夏きもの」にもなる質の高い浴衣を選ばれる方が多く、今年もその傾向は変わりないようです。

 

大概のお客様は、「ゆかた」と言えば、7月・8月が旬と考えているところがあるかもしれませんが、それはお召しになる季節。

浴衣選びは今が旬なんですね~

 

この夏を浴衣でオシャレしたい方は、そろそろ行動に移して下さい。

特にこだわりの品は量産していないので、早い者勝ちだと思いますよ・・・・・

 

そのような状況の中で、今後の展開をどうしていくかということですが、考えておかなければならないのは、日本経済と量販店の動きです。

最近ではネット販売も意識しないといけません。

 

おそらく経済と連結することもあり、浴衣商戦も価格訴求を訴える流れになるのではないかと考えています。

 

そうなると市場にはコストを下げた商品が大量に溢れるのではいかと予測しています。

お客様の立場からすれば、不透明な経済の中では、質より価格といった方も少なくないでしょう・・・・・

 

そこで、私は考えるのです。

 

この日本が「100人の村」だったらどうするだろうってね。

 

95人~99人が大きな資本を持った戦略に流されるのが、今の日本人です。

メディアなどもその流れをあおりたてます。

 

そうなると、小さな家業店はこの土俵を意識して闘わなくてはなりません。

 

私はここが商売の分岐点だと考えています。

 

同じ土俵に上がるか、100人の中から残された5人~1人にお客様の為に店作りをするかです。

 

経営をする者であれば、100人の人が村に住んでいれば、全部をお客様にしたいというのは、当然の考え方です。

しかし物が溢れ、熟してしまった社会の中で、100人のお客様を引きつけようと思っても無理な話です。

そこに大きな資本を持った企業が入り込んでくれば、なおのこと無理が生じます。

 

だったら一人のお客様の心を捉えることのできる店作りを考えた方が楽しいのではないでしょうか・・・・・

少数派かもしれませんが、質の高いサービスやセンスにこだわる人が必ずいるはずです。

そのことにこだわることで、今しなくてはならないことが明確に判るように思います。

 

そして、その努力した形が、一人のお客様に認めていただくことができたなら、その次に、二人目のお客様へと繋がるのではないでしょうか・・・・

 

浴衣という商品は、それが出来る商材です。

また、そのことを試すことが出来るチャンスでもあります。

 

だって、皆が浴衣というものを注目しているからです。

 

仕立て上がりの量産品は、他の店におまかせです。

 

安心できる商品を素敵なコーディネートでお客様を魅了したい。

これが私の店のコンセプト。

 

さてさて、次の一手をどうしようかな~

6月の店作りを早く考えないと・・・・・・

 

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