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長女が閉店近くまで店の手伝いをしていてくれたのですが、その長女が音楽コンサートのチケットを手にしていた日が今日であることをすっかり忘れていたみたいで、夕食の支度ができなかったみたいです。
そうなると慌てるのが我が家の男組です。
長女から伝言を預かった息子から店に電話が入り、カレーを食べに行こうとの提案。
しかし私は夕方からの着付け教室で店を離れることが出来ません。
次女も仕事の帰りが遅いこともあり、3人が揃ってからチャンピオンカレーへ食べに行ってきたところです。
これがお母さんがいない我が家の食卓です。
本当に気忙しい夜の数時間を終え、こうしてパソコンの前に座っている私です。
店頭には日本工芸会正会員・吉田洋子(ひろこ)の世界「おもれなし・九谷焼の器展」の看板が・・・・・
このブログでも何度か吉田洋子さんの作品を紹介させていただいていますが、来る9月25日から27日の3日間、店内の特設会場で個展を開催致します。
この店を訪れたことのない方からすれば、「何故に陶芸なの」と、疑問の思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私が考える「新しい和物の美」という店作りのコンセプトに基づいての事です。
この店作りは10年ほど前から構想を描いているもので、のれんやお香・古布から作られた飾り物など、「和のしつらえ」と「着物」とを融合した店が創れないものかと考え続けていましてね~
だから私の店は和雑貨や和のインテリアと着物とが一体になった店になっています。
そこえ私の目の前に現れたのが、吉田洋子氏の九谷焼の器でした。
九谷焼の作家さんに、女性に優しい器を創られているってる作家さんがいるんだ~・・・・・と、心が引かれものがありました。
この写真はその中の一つですが、花器やコウロウに至るまで器の美を感じる作品でした。
時間が経つにつれ、吉田氏の作品を地域の方々のご紹介が出来ないものかとの想いが膨らみ、工房まで押し掛け、無理を言って店で個展を開く運びになったものです。
始めて取り組む個展だけに、日が近づくにつて不安が増すばかりですが、新しい店作りを考えるとチャレンジしてみたくなるのが私です。
素敵な物を見て心を豊かにする。
お客様にどのようにして店でお伝えできるか、これからが勝負です。