◆
今日という、自分が持てる時間を精一杯使って仕入れ先を回ってきました。
人間国宝や重要無形文化財などの希少価値の高い商品を紹介していた仕入れ先や、小さな職先が染め上げた、おしゃれな着物や帯など、いく先々で心が揺れ動いて、それはもう大変でした。
中でも染織工芸作家展を開催していた紬屋さんの展示会場には、
有名きもの専門店が全国から集まっていて熱気がありましたね~
始めて見る商品に驚き、その商品を選んでいる専門店さんと担当者との駆け引きに唖然とさせられ、業界の底力を見せつけら、私がまだ小僧であることを知らされた気がしています。
その一方で、
わずか数人でもの作りをしている染屋さんが、夏物を発表していました。
ここの染屋さんは、私好みのおしゃれな着物や帯を染めていて、会場に足を踏み入れると心が奪われてしまって離れることができません。
経済が硬直し、物が動きにくい中でも商品にこだわりを持ち頑張っています。
私も負けてはいられえません。
もっともっと刺激をもらって、この地域でおしゃれと感動を伝えられる店になりたいものです。
そして3月が始まりました。
おひな様が過ぎると、次に新しい春の提案を考えなくてはなりません。
なんと忙しいことでしょう・・・
でも、やりがいのある仕事に喜びを感じている私です。